1966年7月 全米ヒット The Capitols, The Troggs他 | The 80's Hit U.S.A.

The 80's Hit U.S.A.

愛して止まない80年代洋楽ヒット(アメリカ・ビルボードTOP40)の名曲を取り上げて行きたいと思います。70年代や90年代もやります。

60年代洋楽を時系列に振り返るコーナー19回目です。

 

今回は1966年7月分になります。

 

この期間の全米ビルボード・チャートTOP40で最も上位にのぼりつめた曲の中から、私の好みの度合いで5つ星評価し、4つ星以上を推しの曲としてピックアップしますニコニコ

 

4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点はスターで表現しています。

 

 

  1位 Hanky Panky - Tommy James & The Shondells 星星星星

トミー・ジェイムス&ザ・ションデルズの初ヒット。2週1位をキープしました。

発売当初はヒットせずバンドも解散状態だったのですが、ラジオで人気に火がついて即再結成したようです。一発屋の臭い満点ですが、この曲一発で終わらずその後の活躍ぶりは凄かった。それにしても曲のインパクトが凄いですね~。シンプルな曲ですが、オーラがあります!テレビなどでもよく使われるので、誰でも一度は耳にしたことがある曲じゃないですかね?

 

 

  1位 Wild Thing - The Troggs 星星星星スター

イギリスのロック・バンド、トロッグスの代表曲。2週1位をキープしました。邦題「恋はワイルド・シング」

60年代ロックを象徴する曲の筆頭に挙げられるような有名曲ですね。タイトルのようにワイルドでラフな感じがロックでカッコいい!きっと私と同世代の50代の方は、これ聴くとチャーリー・シーンを思い出しますよねウインク

 

 

  2位 Red Rubber Ball - The Cyrkle 星星星星

ソフトロック・ファンに人気のザ・サークル最大のヒット。

作者はポール・サイモンで、元々サイモン&ガーファンクルのツアーの前座をつとめていたのが縁だったようです。バンド名のスペルが独特ですが、これジョン・レノンのアイディアなんだそうです。大物とのエピソードがすごいですね。曲は可愛らしいフォーク・ロック・ナンバー。ポップで親しみやすい曲ですね♪

 

 

  5位 I Saw Her Again - The Mamas & The Papas 星星星星

ママス&パパス、3曲目のTOP10ヒット。

爽やかでポップな曲ですね。サンシャイン・ポップという言い方があるようですが、まさにピッタリだと思います!でも内容は不倫っぽいアセアセ


 

  7位 Cool Jerk - The Capitols 星星星星星

3人組のR&Bグループ、キャピトルズ唯一のヒット。

実にキャッチーでダンサブルなナンバーですね~。60年代ソウルの空気感と魅力がたっぷり詰まってて大好きです!アーティストはマイナー(むしろ無名?)ですが、この曲の存在感は圧倒的に輝いてます!

 

 

  7位 Along Comes Mary - The Association 星星星星スター

アメリカ西海岸出身のフォーク・ロック・バンド、アソシエイションの初ヒット。
いかにも60年代的な、ちょっとサイケな雰囲気もあるリズミカルなロック・ナンバー。最初に聴いたときは変な曲だな~と思いましたが、何回か聴くうちにハマってしまい今じゃもうすっかり大好きになっちゃいました♪

 

  8位 Little Girl - Syndicate Of Sound 星星星星

アメリカのガレージ・ロック・バンド、シンジケート・オブ・サウンドの一発ヒット。

ギターが印象的なダンサブルなR&R。ソロモン・バークの「Everybody Needs Somebody to Love」をストーンズがカバーしたバージョンのようなワイルドで黒い感じが魅力的です照れ 初期のR.E.M.がライブでよくプレイしていたようです。 

 

 

  11位 Dirty Water - The Standells 星星星星

こちらもアメリカのガレージ・ロック・バンド、スタンデルズの一発ヒット。

カッコいいですね~、この曲。リフも印象的だし黒い感じもイイ。後のセックス・ピストルズやラモーンズなどパンク・バンドに影響を与えた曲ともいわれています!

 

 

  13位 Ain't Too Proud To Beg - The Temptations 星星星星

絶好調期のテンプテーションズ、チャート成績は地味目ですがR&Bチャートでは大いにウケて8週も1位をキープしました。

ポップでソウルフルな曲で、個人的に最初に聴いたのはストーンズのカバーでした。アルバム「It's Only Rock & Roll」に収録されていて、アルバム含め、めっちゃハマりましたニコニコ オリジナルもデヴィッド・ラフィンのボーカルが光ってて良いですね。ノーマン・ホイットフィールドが手掛けた最初の作品で、この後長く彼らのプロデュースを手掛けていくことを考えると、ひとつの転換期と言えるかもしれませんね。

 

 

  20位 I Want You - Bob Dylan 星星星星

アルバム『ブロンド・オン・ブロンド』から「雨の日の女」に続く2曲目のシングル・ヒット。

バックの何の音ですかね?ホワンとした音の効果が凄くて、歌はディラン独特のアクの強いものですが、やたらポップな曲に聴こえます。このホワンとした音が無かったら、めっちゃ引き締まったカッコいい曲に変身しちゃうんだろうな。まあこのままでも十分カッコいいですけどね。ちなみにブルース・スプリングスティーンが若い頃にライヴでカバーしてたそうな。

 

 

というわけで、今回はここまで。

皆さんのお気に入りの曲はありましたでしょうかニコ