60年代洋楽を時系列に振り返るコーナー20回目です。
今回は1966年8月分になります。
この期間の全米ビルボード・チャートTOP40で最も上位にのぼりつめた曲の中から、私の好みの度合いで5つ星評価し、4つ星以上を推しの曲としてピックアップします
4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点はで表現しています。
1位 Summer In The City - The Lovin' Spoonful ![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/089.png)
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フォーク・ロック・グループ、ラヴィン・スプーンフル唯一の全米NO1ヒット。2位どまりが2曲続いたので念願の1位といった感じでしょうかね。3週1位をキープしました。
他のヒット曲に比べるとこの曲は結構ハードですよね。ちょっと早口に歌う感じもロック的なワイルドさを感じさせます。途中、車のクラクションや工事の音が入ってきますが、こういうSEを曲に入れたことも当時は斬新だったようです。
2位 Sunny - Bobby Hebb ![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/089.png)
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アメリカのR&Bシンガー、ボビー・ヘブの代表曲。ってか、ほぼ一発屋ですかね。
ソウル・ファンには無視されがちで、ソフト・ロック・ファンとかにウケが良い方。まあ、この曲のスタイリッシュな感じが物語ってますね。海外はもちろん日本でもカバーが多い人気曲です
3位 See You In September - The Happenings ![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/089.png)
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アメリカのポップ・グループ、ハプニングス最大のヒット。
このグループもソフト・ロック系ですよね。実に爽やかでフォーシーズンズのようなコーラスやハーモニーを聴かせます。そしてスタイリッシュ!実に良い曲です
8位 Mother's Little Helper - The Rolling Stones ![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/089.png)
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この頃からストーンズのサウンドが変化していきますよね。
フォーク・ロックっぽい肌触りの曲ですが、シタールの音がサイケデリックな雰囲気を醸し出してます。内容は薬中毒に陥る主婦について歌ったもので、サウンドもちょっとダークな雰囲気ですが基本ポップで存在感があります。終わり方がなんかテキトーなのも好き(笑)
10位 Summertime - Billy Stewart ![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/089.png)
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R&Bシンガー、ビリー・スチュワート3曲目のTOP40ヒットで本人にとって最大のヒットとなりました。
ガーシュインによるジャズのスタンダードで、ビリー・ホリデイが有名ですかね。ジャニス・ジョプリンもやってますが、どれも全然同じ曲に聴こえないんだよな。このビリー・スチュワートのバージョンはまずスキャットが凄いです。そしてド派手で劇的な演出。キワモノ感はありますが、ボーカルも熱く迫力満点です!
13位 Over Under Sideways Down - The Yardbirds ![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/089.png)
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ジェフ・ベック在籍時のヤードバーズで、メンバーが最も創作意欲が旺盛だった頃のヒット。
イントロから強烈ですね~。エスニックなインドっぽい感じがこの時代っぽくてサイケですが、かなりハードなでぶっとんだR&R。やはりベックのギターが強烈です!
ちなみに、この曲のレコーディング直後にベーシストが抜けて、ジミー・ペイジ加入という流れ。元々ペイジは前にもクラプトンが抜けた後にオファーがあって、それを断って代わりにベックを紹介するんですが、こういうエピソードが伝説的ですよね
というわけで、今回はここまで。
皆さんのお気に入りの曲はありましたでしょうか