1966年8月 全米ヒット The Happenings, Rolling Stones他 | The 80's Hit U.S.A.

The 80's Hit U.S.A.

愛して止まない80年代洋楽ヒット(アメリカ・ビルボードTOP40)の名曲を取り上げて行きたいと思います。70年代や90年代もやります。

60年代洋楽を時系列に振り返るコーナー20回目です。

 

今回は1966年8月分になります。

 

この期間の全米ビルボード・チャートTOP40で最も上位にのぼりつめた曲の中から、私の好みの度合いで5つ星評価し、4つ星以上を推しの曲としてピックアップしますニコニコ

 

4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点はスターで表現しています。

 

 

  1位 Summer In The City - The Lovin' Spoonful 星星星星

フォーク・ロック・グループ、ラヴィン・スプーンフル唯一の全米NO1ヒット。2位どまりが2曲続いたので念願の1位といった感じでしょうかね。3週1位をキープしました。

他のヒット曲に比べるとこの曲は結構ハードですよね。ちょっと早口に歌う感じもロック的なワイルドさを感じさせます。途中、車のクラクションや工事の音が入ってきますが、こういうSEを曲に入れたことも当時は斬新だったようです。

 

 

  2位 Sunny - Bobby Hebb 星星星星

アメリカのR&Bシンガー、ボビー・ヘブの代表曲。ってか、ほぼ一発屋ですかね。

ソウル・ファンには無視されがちで、ソフト・ロック・ファンとかにウケが良い方。まあ、この曲のスタイリッシュな感じが物語ってますね。海外はもちろん日本でもカバーが多い人気曲です照れ

 

 

  3位 See You In September - The Happenings 星星星星スター

アメリカのポップ・グループ、ハプニングス最大のヒット。

このグループもソフト・ロック系ですよね。実に爽やかでフォーシーズンズのようなコーラスやハーモニーを聴かせます。そしてスタイリッシュ!実に良い曲です照れ

 

 

  8位 Mother's Little Helper - The Rolling Stones 星星星星スター

この頃からストーンズのサウンドが変化していきますよね。

フォーク・ロックっぽい肌触りの曲ですが、シタールの音がサイケデリックな雰囲気を醸し出してます。内容は薬中毒に陥る主婦について歌ったもので、サウンドもちょっとダークな雰囲気ですが基本ポップで存在感があります。終わり方がなんかテキトーなのも好き(笑)

 

 

  10位 Summertime - Billy Stewart 星星星星

R&Bシンガー、ビリー・スチュワート3曲目のTOP40ヒットで本人にとって最大のヒットとなりました。

ガーシュインによるジャズのスタンダードで、ビリー・ホリデイが有名ですかね。ジャニス・ジョプリンもやってますが、どれも全然同じ曲に聴こえないんだよな。このビリー・スチュワートのバージョンはまずスキャットが凄いです。そしてド派手で劇的な演出。キワモノ感はありますが、ボーカルも熱く迫力満点です!

 

 

  13位 Over Under Sideways Down - The Yardbirds 星星星星

ジェフ・ベック在籍時のヤードバーズで、メンバーが最も創作意欲が旺盛だった頃のヒット。

イントロから強烈ですね~。エスニックなインドっぽい感じがこの時代っぽくてサイケですが、かなりハードなでぶっとんだR&R。やはりベックのギターが強烈です!

ちなみに、この曲のレコーディング直後にベーシストが抜けて、ジミー・ペイジ加入という流れ。元々ペイジは前にもクラプトンが抜けた後にオファーがあって、それを断って代わりにベックを紹介するんですが、こういうエピソードが伝説的ですよね照れ

 

 

というわけで、今回はここまで。

皆さんのお気に入りの曲はありましたでしょうかニコ