久々のブログの投稿、ほぼ1年ぶりです。
いわゆるSNSは、ブログからFacebook、Instagramと主流が変わり、
今も変わり続けています。
私もその変化に振り回されているというのが現実でしょうか?
生物進化論のダーウィンの言葉とされている
「強い者が生き残るのではなく、変化に順応できたものが生き残る」
「自然淘汰」を表したこの言葉は、一人の人間として生きていく、ビジネスの競争社会で生きていく現代の身近な事象にも当てはまる非常に重い言葉だと感じています。
私が関わる映像業界では、アナログからデジタル。放送波からインターネット。
SD・HDから4K・8K。VR・ARの登場やAI化。
目まぐるしく時代は変化してきています。
では、「変化に順応する」にはどうしたら良いのでしょうか?
「新しいものに飛びつく」これもひとつの順応の仕方だと思います。
ただ、「新しいものに飛びつく」事が変化に順応する唯一の方法では無い
という事も長年生きていると感じる事です。
「新しいもの」が登場すると「従来のもの」との間に、「隙間」が生じます。
「隙間市場」という言葉があるように、「隙間市場」を狙っていくというのは、弊社のような小さな会社や個人レベルのフリーランスには向いている気がします。
「新しいもの」の本流には、大手も含めて大勢が参入し激しい競争が生まれます。
「世界に一つだけの花」という歌がありますが、「自分だけのオンリーワン」
が大切だという事、これも本当に痛感する事です。
私にとって「変化に順応する」という事は、
「変化の中に自分だけのオンリーワンを築き上げる事」
だと私は思っています。「築き上げる」と表現したのは「簡単にマネされない」事を時間をかけて築くという意味を込めています。
私がメーカーのサラリーマンを辞めてアクアジオグラフィックに専任するようになり、もう15年目になります。
振り返れば、映像はアナログからデジタルへの切り替わりのタイミング、映像ビジネスもインターネットの活用が当たり前になりつつあるちょうど良いタイミングに生じた「隙間」に、上手く入り込め綱渡りでなんとか15年やってこれた気がします。
でも、これからの時代どうなるかはわかりません。「変化に順応し続けなければならない」事は確かでしょう。そして「自分だけのオンリーワン」という武器も必要です。
だいぶまわり道をしましたが、SNSの主流はどんどん変化していますが、
自分なりに「地に足をつけて」これからも発信し続ければと思っています。
またまた久しぶりのブログ投稿になってしまいました。
最近は、Facebook,Instagram,
どれも中途半端になりがちです。
でも、近い将来そんな心配もなくなり、 AI(人工知能)ロボットが私の代わりに
自動的にやってくれるようになるかもしれません。
数年前なら、遠い未来の夢物語でしかなかった事が、
身近な話になったと感じます。
2016年のニュースで、 IBMの AI(人工知能) ワトソン (Watson)が 映画の本編から
予告編を 自動編集したというニュースが報道されました。
過去の 映画の本編と 予告編 の関係を AIが学習( ディープラーニング )する事で、
本編から 予告編 を自動的に編集してくれたのです。
これを今の私の映像制作の業務に応用すれば、
投稿するコンテンツをAIが自動編集してくれる事が、
しかも、 ワトソン (Watson)のAPI( Application Programming Interface)は、
なんと無償で公開されています。
そのAPIは、私が扱えるようなものかどうかは疑問ですが、
実現できるのです。
おそらくは、
● 膨大に撮影した 写真(映像)素材から、良いカットのみを自動選別してくれる。
● RAWデータで撮影した写真(映像)を、自分好みのトーンで 自動現像/カラーグレーディング してくれる。
● 写真(映像) に写っている被写体を画像認識して、
たとえば、富士山の映像から、自動的に「富士山」
緯度経度情報から撮影ポイントを「河口湖」。みたいな感じに
この程度の事は ワトソン の APIを使いこなせればできる事と想像します。
アクアジオグラフィックは、 映像素材・コンテンツの販売が、
映像素材を販売する上で必要な作業が、 キーワードによるタグ付
AIにより自動的に タグ付け してくれる、さらには、 タグ付けするまでもなく、 映像の中身を認識
できれば、その映像を必要としてくれる顧客にピンポイントに提案できるのです。
今でも、Youtubeで動画を視聴すると、
今は、
AIが動画コンテンツの内容を理解した
そして、
ブロックチェーンは、 著作権の管理 にも有望な技術です。
例として音楽著作権の管理の話がよく持ち出されます。 今までの
著作権者が誰で、著作物がどう
にどう分配されたか、
応用すれば、
そして 著作権者の最大のメリットは、 著作権料の中間搾取を排除できる点です。
(中間搾取の既得権者
同じような事が、写真や映像でも言える事で、 著作権管理のポイントは、作品の作者の特定と作者に
正当な 著作
写真集や音楽CDを1000円で販売しても 作者に支払われるのは、50円~100円という現実。
写真集や音楽CD が売れないという時代に、「
出ないなぁ」という現実。
それが、 ブロックチェーンで、
「100円 で客に直接売っても、 100円 全部自分の懐に入るなら、
「もっと沢山売れる なら 10円 で売っても良いかも?」
「1円なら世界中の人がもっと沢山買ってくくれるかも?」
こんな事が実現できるのが ブロックチェーン技術です。
でも、「
Youtubeとか、Instagram での現状でもあります。
良い映像、良い写真を 初めてYoutubeやInstagra
人の手がいろいろ(チャンネル登録者やフォロワーを増やす努力、
やっと 視聴数やいいねの数に繋がっているのです。
そこで期待できるのがAIです。
AIが人間の感性で、映像や写真を見て感じて、
数に埋もれてしまっていても AIが見つけ出して気に入ってくれそうな人に教えてくれる。
こんな事が実現するのも、もうすぐのような気がします。
AIやブロックチェーン技術が実用レベルでいろんな事が実現すれ
一変するような気がします。
良い事も沢山実現するでしょうが、 クリエイターとしての本当の実力が問われる時代にもなるでしょう
AI が クリエイター
世界中のクリエイターを熟知しているAIが、
長年の努力で手に入れた既得権が、
100年後はわかりませんが、私が今の仕事を続けている間は、 AIやブロックチェーンを使う側の立場で、
わくわくした気持ちで仕事を続けられればと願うこの頃です。
1月もそろそろ終わりになってしまいますが、今年最初のアップです。
遅くなりましたが、本年も宜しくお願い致します。
さて、昨年から VR(ヴァーチャルリアリティ)動画を意識した映像をYoutubeにアップしてます。
2016年がVR元年と言われてもう丸2年ですが、まだまだ一般的になったいえません。
一方、VRアーケード(VRエンターテインメント施設)が各地にオープンし、それなりに盛況だという話も聞きます。
VR(ヴァーチャルリアリティ)と言っても、VRアーケードは、ゲーム/CGが主流です。
実写VRは、業務用途、たとえば不動産物件の内見をVRで行うというのはビジネスとして軌道にのってきてるように見えます。
観光地をVRで紹介するという用途も期待が高いようです。
私が撮影している実写VRは、観光VRが一番近いものです。
Youtubeで、観光VRのキーワードで360度動画を検索すると既に沢山の動画がアップされています。
ただ、実際にいろいろ視聴してみると、映像のクォリティ、コンテンツの面白さ、視聴回数(注目度)の少なさ、 等々まだまだ課題が多いなと感じます。
私も何度かブログでも述べてきましたが、観光VRは360度を必須として、なんでもかんでも360度を実現しようとする事がかえって足かせになっていると感じます。 360度の意義が生きてくるのは、建物の中や森の中といった周囲360度囲まれた空間です。
広大な大自然の絶景は、場所によっては360度絶景に囲まれた所もあるかもしれませんが、多くの絶景ポイントは限られた方向が絶景で、360度カメラで 後ろまで映してしまうと幻滅なんて事も多々あります。
風景写真を撮っている人であれば、それぞれの風景、見せたい狙いによって画角の違うレンズを使い分けて撮影するのが普通で、それをなんでも かんでも360度カメラで撮っても「感動」を伝える事は難しいという事は容易に想像できます。
何年か前から関るようになったプラネタリウムの番組制作ですが、プラネタリウム番組は、全天周(全天球の半分)ですが、元祖VRというか Googleが提唱したVR180そのものとも言えます。
プラネタリウム番組制作の業界も、実写番組が制作されるようになってから、各制作者がいろいろな試行錯誤を繰り返してきました。
そして私が感じた事は「全天周だからといって全天周撮影に固執すると、つまらない番組になる」という事です。
私が見ていて面白いと感じるプラネタリウム番組は、ドームスクリーンに忠実に全天周を再現するのではなく、広視野角スクリーンとして自由な発想でダイナミックな映像を 展開させているものです。
時には忠実に全天周を再現する事も必要ですが、観客が映像に没入するのは、忠実な再現ではなく、広視野角映像の演出なのです。
現状の実写VRは、360度カメラによる忠実な再現に拘りすぎているように思います。
これは、業務用途、情報の客観性・正確性を求められるものには必要な要素である事は認めます。
一方、娯楽・エンターテインメントの分野では、忠実な再現より映像の演出をもっと工夫しないと面白いコンテンツ、映像の世界に引き込まれてようなコンテンツがなかなか登場 しない気がします。
そう思うと2018年のVR業界はまだまだ発展途上の黎明期。まだまだ試行錯誤を繰り返さなければなりません。
そんな私の試行錯誤の一環で、YoutubeにVR動画をアップしました。
ヴァーチャルダイビングとVR花火大会は、以前からプラネタリウム番組・ドーム映像用に撮りためていた花火と水中の映像をVR用に加工したものです。
VR東京ウォークは、東京スカイツリーを近くから見上げるような感じは、VRでなければ表現できない被写体なので試してました。
パソコンのブラウザーで見るのではなく、是非、VRゴーグル(VR-HMD)で視聴してみてください。
ちなみに、プレステVRやOculus Rift のようなVR専用機でVRを視聴しているユーザーは、それぞれ1%未満で、ほとんどがスマホVRなのだそうです。
私もYoutubeの360度動画はもっぱらスマホ+HMDで視聴していますが、これでも没入感があり意外と良いですよ。
[ 8K 360 VR ] ヴァーチャルダイビング:VRツアー 海宙遊泳
[ 8K 360 VR ] ヴァーチャルツアー VR花火大会
[ 8K 360 VR ] ヴァーチャルツアー VR東京ウォーク・東京スカイツリー