皆様、おはようございます。
ライフフューチャー・コンシェルジュの佐野公美です。
先日、息子が勤めているNPO法人エンデバーエボリューションの
理事長である松浦さんが第18回ヤマト福祉財団小倉昌男賞 を受賞されまして、
そのお祝いパーティーが行われましたので
私も出席させていただきました。
松浦さんは
昭和43年生まれで、NPO法人の理事長もされているのですが
京都府警の元刑事さんです。
刑事時代の時に傷害事件で関わった少年との出会いがきっかけで
今のNPO法人を立ち上げます。
事件を通じて
非行少年の社会復帰は難しい・障害者を受け入れる先というのは
たとえ国からお金をもらっていたとしても、
仕事もお給料も存分に与えず、ずさんなところが本当に多い。
そういう状況を目の当たりにして、変えていきたい
世の中のそういう現状を僕が変えないと、とお思いになって
今のNPO法人を立ち上げておられます。
松浦さんとの出会いは息子が高校2年生のとき。
障害を持っていた息子が行っていた高校は、
就職率100%の高校で、そのカリキュラムの一環として
色んな企業に体験することができる、というものがありました。
(1週間とか、1ヶ月とか期間は年次が進むにつれ長くなります)
3年間で本当にいろんな分野の会社の仕事を体験していくので
その体験を通じて
本当に自分がやりたいことは何かというのを見つけることができる、
そういうカリキュラムが組まれている高校でした。
各就職先に行く際には、初日と最終日には親も一緒に居ないといけないのですが
初日に、会社の説明もあってどういう仕事をしているのか、そしてしていくのかというのを
会社の担当の方や社長さんが説明してくださり、それを一緒に聞きお話しします。
その時に、松浦さんと出会い。
もう、この時の松浦さんのお話に、本当に私は食いつきました(笑)
「夢を追いかけろ」という漫画本も出されておられ
既にそのころからいろんな賞も受賞されてまして。
本当にすごい熱い想いの方で
「頑張りたい 、やり直したい、と思う人が輝きたいと思う社会を作りたい」
そう思って京都府警の少年課をやめて福祉の世界に飛び込まれたわけです。
その当時は周囲の人は大反対で。
辞めて1年間は事業所で働いて、その後NPO法人を立ち上げられました。
今は障害者の方の支援を手助けするNPOを運営しておられます。
「一生ぶれない熱い思いと正義感を胸にこれからも夢に向かって走り続ける」
と、いう方です。
先ほどお伝えした漫画本「夢を追いかけろ」は
2年前に自主映画上映をされ（写真は前回の）
今年の5月6日に二本目の映画化を京都のアバンティの上で
上映会をされるようです。（響都ホールにて）
詳細はこれから決まっていくみたいです＾＾
本当、皆様にもぜひ観ていただきた映画です。
とてもいい映画なので、私は最初の映画のDVDも持っていますので
ご興味ある方はお貸しします。
そんな想いを持っている松浦さん、
私の息子も、本当に松浦さんの事が大好きで
尊敬しております。もちろん私も尊敬信頼しております。
そんな息子はつい先日、
「何のために仕事をしているんですか」
と、松浦さんに聞いたみたいです。
そしたら、即答だったようです。
「皆の幸せのために決まっているやろ」
と言われたとのことです。
今のご時世「なんのために働いているのか」
という問いに、即答できる方は今本当に少ないのですが…。
本当に素晴らしいです。
そんな松浦さんは、小倉昌夫賞を獲りたい、とずっと思っておられたようで
念願がかなって、という形でした。
ただ、「皆のおかげで獲れた。俺一人の力で獲れたんやない」と
そう仰っていました。
障害があっても、過去に失敗していたとしても、
今頑張りたい、やり直したいと願う一生懸命な人を応援する事業所
それが松浦さんが立ち上げた、
NPO法人エンデバーエボリューションです。
映画でご興味ある方おられましたら
詳細出来ましたらまたご案内させていただきますね＾＾
