あれから50年… | 麻里子の宝塚なひとりごと

麻里子の宝塚なひとりごと

宝塚歌劇とベルサイユのばらが大好きな麻里子が日常の徒然を語りたいです
よろしくお付き合いくださると嬉しいです。

初めて宝塚歌劇を観たのはベルばらではありませんでしたが、週刊マーガレットに連載されていた「ベルサイユのばら」に夢中になっていた小学生でした。


連載終了後に、宝塚歌劇の月組初演はテレビで観て、花組公演の再演は舞台を見ました。中学生だったと思います。

当然お金もあまり無くてB席、当時は500円か400円くらいだったと思います。

電話でチケットを申し込み、妹を連れて観に行きました。


あまりに素晴らしくて感動して🥹帰りにまたチケットを買って帰り、後日また観劇しました。その日は、午前11時公演を観たのですが、どうしても後一回観たくて、渋る妹を説得して、午後の公演のチケットまで買って、初めて一日中観劇していました。

今思うと妹は小学生、どっぷり日が暮れて帰ったので、親にもめちゃくちゃ怒られましたねー。

しかも、当時も電車で1時間以上掛けて、小学生の妹と2人で歌劇を観に行っていたんだ〜と改めて、私のベルばら愛も凄いなと思います、笑😆


当日券もこの頃はたくさん販売されていましたね。

でも、その後の雪組公演からは、チケットが前売りだけで終了する人気でした。


あの時に観たオスカル役の安奈淳さんのお綺麗な姿にすっかり魅せられて宝塚が大好きになりました。

安奈淳さんの舞台はその後退団されるまで、ずっと観ていました。


あれから50年の月日が流れて、このべるばら50で久しぶりにお見かけして、なんて素敵に年を重ねていらしたのだろう、と思いました。

年相応の落ち着いた品のある美しさ、お若い方には決して、出せない重ねて来た人生がお姿に雰囲気に滲み出ていらっしゃいます。

自然体と言う言葉が一番しっくり来ますね。

そして、絶頂期の声量には到底及ばないものの、情感の籠った丁寧なお歌を聴いているだけで、心に響くようです。


安寿ミラさんの柔らかな優しさが溢れるような雰囲気にも、引き込まれました。

現役時代は、どこか、ピンと張ったような鋭さがともすれば、感じられた時もありましたが、本当に素敵に年月を重ねられたのだなぁと思います。


OGの方々の人生にも、この50年の年月に様々な出来事があり、たくさんの苦労を乗り越えていらしたのでしょう。


あれから50年、過ぎて去った長い年月をこのベルばらという作品を通じて、様々な想いを感じられて、本当に感無量の気持ちになりました。


今日は大阪地裁に用があり、中之島に行ったので、薔薇園も見て来ました。

ベルサイユのばらにちなんで、満開の薔薇見れて嬉しかったです。