宙組公演の行方 | 麻里子の宝塚なひとりごと

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宝塚歌劇とベルサイユのばらが大好きな麻里子が日常の徒然を語りたいです
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ガーデンのフリージアが次々と咲いて来たので、家のあちこちにフリージアを生けています。

良い香りがして、春を感じます。





話題の週刊新潮の記事を読みました。


週刊誌のニュースでなく、歌劇団からきちんと宝塚関係の事を公表して頂けたら、ファンはこのような週刊誌の記事で、今の内情を知る形にならないんですが…


雪組の出演者、専科の方の出演が早くも発表されていると言う段階でも、宙組公演に関してのニュースは何もありません。


ご遺族との合意がなされ、それは全て悪いの阪急と宝塚歌劇団で、宙組の上級生には、お咎めなし、公演は現体制で行う、と信じられないような内容でした。


本当にこのまま、生徒さんの死は、まるで無かった事のように扱われ、歌劇団の生徒さんのどなたも、この件については、貝のように口を閉ざし、お悔やみや哀悼の意も示されず、献花台も無いままなのでしょうか。


ファンの私たちも、亡くなられた生徒さんの死を悼んだり、献花も出来ないのはモヤモヤしますが、内部の生徒さんも、仲間の死を悼み、献花などを行う事で、前に進みやすくなるような気がします。

気持ちに区切りをつける意味でも、そうした行為は大切だと思います。


今回の週刊新潮によると、劇団から4月1日に宙組生に午前10時から、その後11時から、宙組以外の組に説明会が開かれたそうです。

村上理事長からのお話で、基本的には前向きの話ばかり。

その後の質疑応答で、今の宙組の方々がどれほど不安定な立場で苦しい思いをされているのか、切々と書かれていて、胸が痛みました。


「公演がしたいです、でもその前に宙組としてどうするのか、話をするのも怖い、」と言ったお声や

「下級生ですが、ご遺族に謝りたい…みんなで有愛さんを死に追いやってしまったような気がして…亡くなった方は2度と戻ってはこないけと、せめてご遺族に真摯に向き合って自分たちの気持ちを伝えていきたい」

の言葉は、たとえ下級生であっても仲間の死を悲しむ気持ちに溢れていて、せめて、このような気持ちを歌劇団が持ってくれていたら、と思わずにはいられないです。


色々な意見が出たようで、悲壮感に包まれた説明会になったような感じですが、トップスターさんは、これらの話を聞きながら、何もおっしゃることなく、微笑を浮かべていた、と、書かれていて、「氷の微笑」との言葉が使われていました。


何も言われなかったのは、多分またこの説明会の内容が外部に漏れることを懸念していらしたのかもしれません。


でも、この記事を読んで、一番驚いたのは、この半年間宙組の休演期間に、歌劇団側からは、特に何の説明も報告も無かったらしい感じです。

下級生の方々はどれほどの不安を抱えていらした事でしょう。

記事の中でも、

「あれから、全ての時が止まってしまった、私たちの時間は限られている。」

との声には、叫びにも似た気持ちが感じられて切ないです。


こんな状態で、果たして公演が再開されるのでしょうか。


このままの状態では下級生の方々のメンタルが持たないのでは、と案じられてなりません。

せめて、下級生の方だけでも、ひとまず、他の組に振り分けて、舞台に立ってもらうとか、何らかの対策を考えるのが急務だと思います。

現体制での再開には、やはり無理があり過ぎだと思われてなりません。


週刊誌の記事を鵜呑みにするわけではありませんが、信憑性は高いような感じがしました。