「アイラブアインシュタイン」を観劇 | 麻里子の宝塚なひとりごと

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宝塚歌劇とベルサイユのばらが大好きな麻里子が日常の徒然を語りたいです
よろしくお付き合いくださると嬉しいです。

本日11時の公演をバウホールで観劇しました🎵

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大好きなアキラの兄貴の初主演、どうしても観たくて、観劇仲間にチケットをゲットしてもらって嬉しかったです。
ありがとうございました。

谷貴矢さんの演出家デビュー作品だそうで、若さと勢いを感じました。

天才科学者アルバート、瀬戸かずやさん(アキラの兄貴)とその妻ミレーヴァ、桜咲彩花さん、亡き妻の面影を持つアンドロイドのエルザに城妃美伶さん。

科学者仲間で話の鍵を握るトーマスに水美舞斗(マイティ)、対立するヨーゼフに英真なおきさん、彼の担ぎ出す閣下ヴォルフに亜蓮冬馬くん。

とにかくアキラの兄貴の誠実で、おおらか、優しさが、よく役に合っていて、観ていて違和感がなかったです。
男役の男臭さがむんむん、ほんとに、独特の持ち味。アキラの兄貴は最高です🎵

この公演、お衣装がすごくおしゃれで、すてきでした。

アキラの兄貴は、科学者役ですが、白衣姿よりこのポスターの上着が滅茶苦茶、洒落ていて似合います

薄い水色のワンピースにグレーがかったリボンの桜咲さんの衣装と、薄いピンクのラインが華やかなドレス、えんじ色のリボンの城妃さんの衣装は、良く見ると、地模様が同じ柄の色違い。

ボタンもレースも同じものを使っていて、ほんとに二人に良く似合い、役のイメージにも合っていて素敵でした

桜咲さんは、あんこさんが以前に言われていたように柔らかで綺麗な声。

中盤でアキラの兄貴とディエットで、歌うのですが、なかなか見事❗

芝居心もあるし、綺麗ですが、やはり地味に感じました。惜しいです。

城妃さんは、可愛らしく、歌も、芝居も及第点、アキラの兄貴に寄り添う姿は、なかなか美しく、成長ぶりが伺えました。

マイティは、ほんとに、舞台の真ん中で堂々としていて、歌も上手かったし、成長したなぁと感動しました☀

マイティの衣装もこれまた、かっこ良くて、押さえた色彩の長い上着に、編み上げブーツが、めちゃ、ステキ❗
よく見たら、編み上げのブーツの紐が、左右で山吹色とえんじ色と違っていました🎵

英真なおきさんの役の書き込みがやや単調すぎて残念。
せっかくの専科のベテランさんですから、もっと深く描いて欲しかったです。

若手の亜蓮冬馬くんの熱演が目を引き、なかなか強烈なインパクト❗
ラストの芝居も良かったです。

話がやや詰め込み過ぎのきらいがあり、ご都合主義もチラホラ、それでも、観ている時は、夢中で必死で観ていましたから、作者の人の一生懸命な想いは伝わりました。

私的には、なかなか面白い発想と新鮮な切り口の話だなと思いました。

作者の人の言いたいこと、伝えたいことをすべて、台詞にして、アキラの兄貴に、熱く長々と語らせているのですが、余韻を残して、観るものに想像させても良いんじゃないかなぁと、思いました。

でも、芯の部分のしっかりした物語は見応えがありました。

連れの友人は
「受け入れられないわ。ついていけない」
と言っていました。
確かにかなり、ややこしくて、ボケッと観ていたら、分からなくなります。

この話、ネタバレすると、さっぱり面白くなくなりますので、感想もこのあたりまでにしておきますね🎵

花のみちの秋の花です。

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