「鈴蘭ー思いでの淵から見えるものはー」を観劇❗その1 | 麻里子の宝塚なひとりごと

麻里子の宝塚なひとりごと

宝塚歌劇とベルサイユのばらが大好きな麻里子が日常の徒然を語りたいです
よろしくお付き合いくださると嬉しいです。

とてもチケット難のバウ公演、礼真琴ちゃん主演の「鈴蘭」を本日観てきました❗

観劇仲間の友人○口ちゃんが、いつも苦労して手配してくれて、本当にご恩が積み上がって富士山くらいになるんじゃないかなぁ~と思います❤

こうなりゃ、いつかは、ご恩返しをしなきゃなぁと思うのですが、何の取り柄もなく、人様よりちぃっとばかしましなことと言えば、お料理を作るのが苦にならないことくらいなので、いつか、せっせとお料理を作るからね

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さて、舞台ですが、ざっくり一言でいいますと、色々ありますが、面白かったです。

樫畑亜依子さんのデビュー作品ですが、まだまだ、素人目に見ても練りきれていないように感じます。

人物関係も煩雑でもう少し、スッキリまとめて分かりやすくした方が話に集中できます。

それでも、着眼点や切り口はなかなか新鮮で、ミステリー仕立てにうまく仕上がっていました。

何よりも大きかったのは、礼真琴ちゃんの力量に尽きますね❗

今までの何処か若さが前面に出ていましたが、この舞台では堂々と大人の男を演じてくれました。

まずは、歌。感情を込めて歌い上げる場面が多く、じっくり聞かせてくれました。

物語は中世のフランス。架空の公国の伯爵家の子息で時の王のお気に入りリュシアンが、幼い頃に憧れていた初恋の公女シャルロットが、嫁ぎ先で謎の死を遂げ、その真相を探りに行くと言うもの。

コスチュームの衣装がなかなかおしゃれで真琴ちゃんによく似合い格好いいです🎵

真琴ちゃんの憧れの人、シャルロットは音波みのりさん。
鈴蘭の花のように笑顔が美しくて、役に嵌まってます。
出番は少ないですが、この人の柔らかな声は、素敵ですし、コスチュームが似合う。

リュシアンは、公国にはいりこみ、シャルロットの相手ガルニール公の娘エマと共に真相を探り、やがては、惹かれ合う。

エマに真彩希帆さん。歌唱力は、文句なく、聴かせてくれました🎵
芝居もなかなか頑張っていましたが、何となく地味というか、舞台に立つと、音波みのりさんの方がずっと華やかなのが、惜しい。

真琴ちゃんとのハーモニーは、本当に綺麗に聞こえました❗

真琴ちゃんと同期の瀬央ゆりあさんが、ガルニール公の弟で、時期領主の座を狙うヴィクトル。
複雑な心理を丁寧に演じて、何となく全くの悪じゃないんだなと、思わせてくれます。

がルニール公の母君は万里柚美さんとフランス王は一樹千尋さん。
いつもながら、舞台を引き締め、深めてますね。

せっかくの歌姫白妙なつさんが、一曲しか歌わないのも残念。

若手の活躍が目立つ舞台です。

フィナーレがあって、ゆりあさんが、若手を引き連れ、かっこよく踊ります❗

そのあとに真琴ちゃんが、ひとりだけで、舞台狭しと踊りまくります❤
ほんとに力強く、ダイナミックなダンスに、柚希礼音が浮かびました🎵
ちえちゃんが、トップとして在籍して星組に残した大きな足跡。その足跡を受け継いでいるような気がして、ぐっときました

バウ公演の主演、2作品にして、この著しい進歩❗
礼真琴ちゃんの実力に感嘆しました。

続きは明日に。