いつものように、羽田空港の駐車場に我が家の愛車を置いて、飛行機でビューンと飛んでいきます。
いつものように、サクララウンジからの風景。
そして、飛行機に乗り込みます。?小さくないかい?
そう、ボーイングの737-800です。
今回は青森空港へは行かずに、三沢空港(三沢飛行場)に行くのです!
三沢ではねぷたがお出迎え。
そして、さっそく『青森空港県立三沢航空科学館』へ。三沢飛行場は、民間機の他に航空自衛隊や米空軍も使っているので、その関係か、庭には沢山の軍用機が展示されています。
まず、こちら↓はアメリカ空軍のF-16戦闘機です。この機体は空母では使えないので、海軍では採用されていませんが、世界のベストセラー機です。
それまでの主力だったF-15は世界最強の戦闘機の名を欲しいままにしていましたが、とても高価な戦闘機でした。そこで、ハイ・ロー・ミックス戦略でF-15の半額程度のF-16が作られました(エンジンの数も半分)。これが、安いのにF-15に負けないくらい強くて、爆弾も沢山積める。空中戦も出来るし爆撃もできる。メンテナンスも楽で安価という事で、世界中の(西側の)国で採用されて、大ベストセラー機になりました。というのが私の理解です。
なので、西側の国々に中古の在庫がふんだんにあるので、ウクライナのパイロットを訓練して、機体を供与しようという方向で進んでいます。
練習機なので複座(2人乗り)です。私としては今のずんぐりむっくりのT-4よりも、T-2の方が好きです。
シュッとしてますね。T-4と比べると、アメリカのブルーエンジェルス(海軍のアクロバットチーム)で使っているF/A-18(スーパーホーネット)にスレンダーな感じが似てて好きです。
ちなみに、アメリカ空軍のアクロバットチーム『サンダーバーズ』は(上に出て来た)F-16を使っています。
そして、こちら↓が三菱F-1支援戦闘機です。練習機ではないので単座(1人乗り)です。航空自衛隊の車両戦闘機は世界最強のF-15(イーグル)でしたが、このF-1は比較的安価な支援戦闘機として長年使われました。今ではF-16をベースに、ひと回り大きく作られたF-2にとってかわられています。
F-2については色々と言いたい事があるのですが、置いといて、次の戦闘機は日本とイギリス、イタリアの共同開発になりそうです。当然NATO側のデータリンクシステムを組み込む事になるでしょう。F-35については高価な機体だし垂直離着陸があるので、護衛艦という名の『空母』での運用主体となっていくのでしょうか。
こちら↓はP3-C対潜哨戒機です。これも60年以上西側各国で使われているベストセラー機です。ソナーを投下して潜水艦を見つけ出すプロフェッショナルです。なので、ゆっくり飛ぶ必要があるので推進機構はプロペラです(まぁ、プロペラなのは設計が古いせいもあると思いますが)。
このP3-Cは、アメリカ海軍の機体ですね。
おー!航空自衛隊のF-4EJ(ファントムII)です!F-15が出てくるまで主力戦闘機でした。漫画の『ファントム無頼』とか、昔読みました。これも世界のベストセラー機です。ベトナム戦争で活躍したのは有名ですね。もちろんそれは日本仕様の機体ではありませんが。
とにかく、米国産の機体で型式にJが付くのは、自衛隊仕様と思って良いでしょう。この飛行機は万能機で、アメリカでは、空軍、海軍、海兵隊の全てが採用していました。もうおじいちゃんなので、とっくに現役引退ですが。
この後のF-14(トムキャット)やF-15(イーグル)くらいの時代から海軍と空軍で使用する機体が違ってくるんですよね。戦闘機に求める機能や性能が海軍と空軍で違うからだと思いますが、あまりに効率がわるいので、F-35では基本仕様は共通で、海軍でも空軍でも使えるものとなりました。F-14はトップガン(1作目)でトムクルーズが操縦していた機体です。
ところどころ、日本語で注意書きが書いてあって面白い。
壮観です!
全然書き足りないのですが、マニアックっぽくなってきたので、このへんで。
(つづく)