前回の更新でMA-1のBタイプ事を少しだけ綴らせて頂きましたが、本日はタイトルの通りになります。
僕は有する2つのBタイプ・・・
それがこちらになります。
右はアルバートターナー社のMA-1。
左はジョンオウンビー社のMA-1になります。
スペックは共にMIL-J-8279B・・・
通称、MA-1・Bタイプになります。
画像に見て頂くと判るかと思いますが、共にMA-1・Bタイプでありながらアウターシェルの色・・・
セージグリーンが全く異なっている事が判ります。
クローズアップしてみると・・・
こんな感じです。
最早、同じセージグリーンとは思えない程の対比がありますねぇ。
アルバートターナーの方はグリーンと云うよりはシルバー？と云った感じでしょうか？
しかも、アルバートターナー特有の退色が鮮明に出ているのも確認出来ます。
セージグリーン？シルバーグレー？が退色して赤紫色に変わって来ています。
これはMA-1・１ｓｔから見られる症状でアルバートターナーのMA-1の特徴でもあります。
両社の違いはアウターシェルのみならずで、採用されている部材も大きく異なります。
こちらはジョンオウンビー社のMA-1のジッパーですが、色味はブロンズ？カッパー？と云った感じの色イなのですが、アルバートターナーに採用されているジッパーはシルバー色になっています。
どちらもコンマ―のジッパーなのですが、こうして様々な部分にスポットを当てて行くと各所で異なっている事が判ります。
同じ時代、同じスペックに基づいて生産されたMA-1・・・
しかし、作り手の解釈によってそれらは異なった表情を浮かべてくれますのですが、それもアメカジ醍醐味の一つだと僕は思います。
MA-1をお持ちの方は、こういった箇所にも目を配って浪漫を感じて頂けたらと思います。
と云う事で、今日もフライトジャケットを着て真冬のアメカジを楽しんで行きましょう！
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