大阪心斎橋のマンションの一室に
当院がありますが
その住所は心斎橋ではなく
船場(せんば)と地域にあたります
来院される方は大阪だけじゃなく
関西圏ですと奈良や兵庫県、和歌山県や滋賀県などさまざまです。
ご近所の方も時々いらっしゃいます
本日来院されたお客様は
定期的にご利用頂いてるご近所様
7〇歳になられる方ですが、とても元気な方です!
心斎橋界隈について詳しく
今日は施術中に、近所の船場周辺のお話になりました
「この辺は昔から繊維業が盛んでね~」
「はい」
「隣の丼池(どぶいけ)筋 とかね
地方から仕入れに来られる方が多かったんですよ」
「じゃあ、この辺は仲卸業の方が多かったんですか?」
「そうなんです。私の主人もね、おじいさんの会社を若い頃に継いでね。
せんばのぼん」
「???」
(せんばのぼん??)
初めて聞くワードだったので
思考を巡らせましたが
私の脳内図書館には
該当するワードがなかったので聞いてみました。
「せんばのぼんって何ですか?」
そして
口を滑らせてしまいました
「せんばって戦場(せんじょう)の戦場(せんば)ですか?」
(空白の数秒)
「いえいえ、”せんば”はこの辺りの船場の地域のことですよ(笑)」
隣のベッドからクスクスと笑い声が聞こえたような気がしましたが
たぶん気のせいでしょう
その後は頭蓋骨の調整に入ったので
会話は御休みして頂きましたが
後から船場のボンについて調べてみると
昔から大阪の商売人の家庭では、跡取り息子のことを「ボン」といって家族や従業員から可愛がられ特別扱いを受けていた。
ということで
船場地域というのは昔から
船宿、料亭、両替商、呉服店、金物屋など
大阪の中でも商いの街だったようですね
奥さん曰く
大阪人の常識のようです(汗
昭和4年の船場の様子
来院下さる方や私たちも利用するんですが
地下鉄堺筋線「長堀橋駅」
現在は橋なんて全然ないのですが「長堀橋」
ここを調べてみると
昔は長堀川という川があって
今、高速道路がある場所も昔は川だったようです
一帯に船着き場が多かったことから
「船場」という地名がついたという説があるそうですね
その方が帰られる際に
「それじゃあ、奥様にも宜しくお伝えくださいね~」
と言ってたところへ奥さん登場
奥さん
「さっきはすみません、この人岩手出身なもので
この辺のこと何にも知らなくて」
(・・・船場のボン)
「いえいえ、それじゃあ仕方がないですよね」
私「申し訳ありませんでした。」
- 帰られた後 -
「もしかしてさっきの会話聞こえてた?」
奥さん「うん。・・・戦場って(笑)」
船場のボン、覚えました。
■ ”温泉”と称されるボキボキしない無痛の不思議な整体
鍼灸治療院irodori
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