今日は当教室の習い始めのレッスンについて書かせていただきます。
私の教室では年少さんの学年からピアノ個人レッスンをさせていただいています。
体験レッスンに来ていただいた時に必ず説明していますが、うちは最初にお渡しするテキストがかなり多いことが特徴です。
どこが「ド」なのまだ知らない小さな生徒さんはじめはもちろん1冊2冊からはじめますよ。
でも初歩の初歩のテキストは「ド」の連打が多いんです。しかも短い曲です。
小さいお子さんでも与えるテキストが1冊だけだと簡単に最初の「ド」の連打はすぐ弾けるようになり「レ」が出て来て左手「シ」が出て来てあっという間に「ドレミファソ」が出て来てリズムが出て来て、交互奏から両手奏になり、左手にも和音が出て来たりと急に難しくなったような気がします。
まだひらがなもおぼつかないお子さんに5本の線の中に書かれている黒い丸や白い丸が、どの位置にあって「ミ」なのか「ソ」なのか、リズム、両手奏…を短時間で進めていくとそりゃ頭も混乱します。
そして難しくなると一人で弾けなくなる→お母さんに教えてもらう→なんとなく弾けている→花丸になる→新しい宿題が出る→難しくてできない→またお母さんに教えてもらう→結局自分では弾けなくなる→練習しなさいと声をかけられても弾きたくなくなる→ピアノが嫌いになる…と言う悪循環。
しかも1〜2冊のテキストしか使わなければ簡単なのですぐ覚えて、楽譜を見ず弾いてしまいます。
しかし❗️たとえ「ド」の連打の曲ばかりだとしてもたくさんの本で練習すると、左右が違っていたり、リズムが違っていたりするので楽譜を見ながらでないとなかなか全曲は覚えられません。
なのでしっかり楽譜を見て弾く習慣がつきます。
例えば5冊のテキストから1曲ずつ宿題を出せば同じような5曲をきちんと練習することができ、力がつきます。
そして初めから、簡単な曲ではあるけれど数をこなします。
初めから曲数が多いことに慣れてもらえます。
曲数は多いけれど上手に弾けたらすぐ花丸がもらえ、たくさん合格するので合格シールもすぐたまりモチベーションが上がります。
新しい音が出てきてもテキストが1冊だけだと2〜3曲弾いたらすぐまた次の新しい音が出てきてしまいます。
たくさんのテキストがあると、新しい音がでてきてもその音を使った曲がテキスト分あり、しっかりと覚えていきます。
そうすることで子供さんが自力で弾けるようになっていく…と言うことなんです。
ピアノの先生は「生徒さんがピアノを弾けるようになるための基本的でいちばん大事な仕事」が私は2つあると考えています。
①一人で楽譜が読めて弾けるようにする事。
②弾けるようになった曲をどう曲として仕上げていくかの指導をする事。
①ができていなければ②の指導はできません。
もちろんまだまだ仕事はありますがこの基本ができるようになるかどうかで生徒さんのピアノ人生が変わります。
お家の方には
①ピアノレッスンの環境を整える事
②練習習慣をつける事
この二つをお願いしています。
これもお願いしています。
ピアノは習い始めるとだいたい10年くらいはマンツーマンでレッスンをしていくわけなのでそれぞれのお子さんの性格、進み具合、保護者様のお考えに合わせ大事にレッスンする事を心がけております。
長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。
そして私の受験時代、高校2年生の頃からの同じ門下生の親友のブログもリンクさせてもらいます。
面白いブログですがとても重要な内容です。是非お読みください。
🎼CRESC.ピアノ教室🎵
⬇️こちらから簡単にLINEで1対1のトークができます。このバナーをタップしていただき、追加をタップ。その後スタンプや体験レッスンなどのお問い合わせ内容をいただきましたらこちらからご連絡させていただけます。お気軽にお友達登録してくださいね。