making satalaf　

ブログ画像一覧を見る

このブログをフォローする

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

なにもないところから

SATALAF COFFEEを、そして私を気にかけてくださっていた方

ほんとうにすみません。

昨年末の１２月２６日に書きかけ、それでいて掲載できずにいたものを

以下に記します。

これまでありがとうございました。

---------ここから-------------------

ひとつきあまり時間がたってしまいましたが

SATALAF COFFEEは１１月２０日をもって閉店しました。

satalaf時代から数えて４年と少しの営業期間、

この場所に出会ってからはちょうど５年経ちますが

片付けもほぼ済み、ふたたびなにもないこの場所を

こうして眺めています。

6年を見据えて4桁用意したブログタイトルの数字はとまってしまい

ついに４桁を見ることはできませんでした。

誰かのいらないと言ったモノが
ぼくにはとても価値があって
例えば長いこと使われずにあいていた
この建物や
どこかでくすぶっていた
ちょっといびつな家具や雑貨たち…

-----------ここまで------------------------

不完全な文章でＳＡＴＡＬＡＦ　ＣＯＦＦＥＥを終えること

お許しください。

しかし、情熱というものを語ってもよいのであれば

私は次の注ぐべき場所を見つけました。

どこかでまたお会いしましょう、さえも言わずに閉店したのに。

自分にびっくりですが、みなさんはどれほどびっくりか。

閉店のお知らせと開店のお知らせとを同時にすることを人は移転と言うのかも知れません。

でも否定させてください。

やめた。

始めた。

です。

その真ん中でたった数日、

ただひとりのおとことして存在することの弱さを

僕は知りました。

家族の偉大さも痛感しました。

ありがとう。

以上、いつもの講釈でした。

0324　本日19日（月）やっています。

風邪声以外はだいたいいつものマスターです。
外の看板を付け替えたり
焙煎室の方を入り口にしたいなぁとずっと考えていて
いよいよそのつもりで焙煎室をつついています。
ある日、SATALAF COFFEEの入り口が変わります。
自動ドアでも、現行の勝手口を利用したドアでもなく
もっと奥のシルバーの味気ないドアが入り口になる予定です。
ただし、そこをあけると店内に入るのにもう一枚ドアを開く必要がある。
その空間（焙煎室）を通る感の時間をつくりたいと思っています。

-----------------------------------------------
今日のコーヒーは
●ホンジュラス　ハイロースト
●ブラジル　サンタマリアナ農園　ハイロースト
●インドネシア　スラウェシ島ママサ県　シティロースト
です。

と、まったくいつもすればいいのにしていないコーヒーのインフォメーションでした。
上記のどれかがなくなると控えているルワンダが個人的にはオススメですが
そんなこと言ったっていまはこの３つをぜひとも飲んでやってください。
------------------------------------------------
メニュー表を簡略化しました。フードの表記をやめていますが別でミニ黒板を用意してます。
コーヒーにあうお菓子をとあれこれ増やしていまして
●自家製ティラミス
●濃厚チョコブラウニーＤＸ
●クランベリーのチョコクッキー
●チョコチップクッキー
●２色クッキー
などご用意しています。
●さつま芋プリンはあと２食でおしまいです。
------------------------------------------------
特に広報していませんでしたが
コーヒー豆の販売もしています。
店頭にてお伺いしてから焙煎してお渡ししています。
煎りたての香りに香るコーヒーをぜひお持ち帰りください。
　２００ｇ　￥１０００
------------------------------------------------
ニューヨークに行きたいです。

風邪休業

たいへん遅ればせながらお知らせです。わたくし、風邪によりダウンしております。そんななか店を閉めたまま作業してたりしててどうもすみません。

鼻水とまらないので黄色のベンザブロックです。

最近ほんとにどうも不規則な営業になってしまい申し訳ない気持ちです。嫌いにならないでなんて言えない気持ちですらあります。
無駄足を踏ませてしまった方々、
それでもどうかまたトライして足をお運びくださいませ。

早めの告知を心掛けます。

0322

雨の日の珈琲を
毛布にして

0317　かうんと

ひとつぶ

にふん

さんぽ

よんきろ

ごかい

ろくめーとる

ななこ

はちりっとる

きゅうばい

じゅうまい

じゅういちにん

じゅうにほん

じゅうさんはい

じゅうよんど

じゅうごや

0310　分

どうやらバタ足というより溺れているようだ。

ここ最近の自分を俯瞰して形容するとそうなる。
物は落とす、壊す、なくす、汚す
そういったときにいかにそれらに執着していたかがよくわかる
良く言えばいかに愛していたか的なニュアンスだが
むしろそのものにいかに振り回されていたかという色が強く
振り回されていたのに振り回していた気分だったのだ。

手応え、というのは求めていた重さに相応しく感じられることだと思うから
意図せぬ評価を計る天秤は常にないわけだ。
そうやって足りなかった天秤をここぞと増設して日々。

分母を増やして容量を拡張した途端
理不尽にもパタリ。余計にむなしくなるのは性格か。
分母、分子、分母、分子と調子よく伸ばしていければいいのだけど
そうならないこともなんとなくわかっていて
でもときにやってくる好リズムな季節に
どうしても調子に乗ってしまう。

京都のbarで戒めのウィスキーをと思い
口に運んだらシェリーカスクではおいしすぎてなんだかなぁ
二杯目にラフロイグ10年できちんとお灸をすえました。

0299　枝

このくらいの長さの
すこし曲がったり節があったりして
いびつだけどだいたいまっすぐな枝を
探しに
国道をはずれ
現在地の知り得ない
それでいて不思議な魅力を持った
林道を抜けた先のすこし開けた空から
射す日の光がいかにも育てたのであろう
一本のくぬぎの木
強風でかあるいはいつかの雪の重みでか
横斜め上に伸びていたであろう
新進気鋭の枝は折れ
地面でくすぶっているのではないか

話が大袈裟になりすぎてゴールするには
本を一冊書かねばならないのでやめますが
枝を探しているのは事実で
枝というフレーズに今グッときているのも事実です。

インプットとアウトプットの話を久方ぶりにするわけですが
相変わらずインプットは日々これ日常にとまぁやっているつもりですが
なにが変わったってアウトプット先なわけでして
「文字」であったいつかから「その対象物」へと
脊髄反射よろしく脳と（ノート）いう代理店を経ずに
いかに瞬発力よくリアルに落とし込めるかという意識です。
今日は縫い物をいたしました。
まぁなんと粗末な縫い物。糸だって在る分でやったから
アイボリーの布に白糸の悪目立ち。
なのにミシンが欲しいなどと身の程を知らないのがわたしです。
可不可問わず物を作ってみるのがどうやら楽しそうに嫁には見えるようで
それはそれでいいのですが
作家（物作りの）には向いていないと思うわけで
作ったものを好きになりすぎるというか
自分のものとしてずっと置いておきたい欲というかがあって
そんな与えることをまだできそうにない男なのです。
その点、文字はいいなぁと逆説的にいまふと思いまして
おいそれとあげるものでもないし
それでいて貸すというのよりはずっと近い距離に迫れる。
読み手がよしとすればそれは我が物
書き手の許可など必要とせずわたしの人生の道しるべとだって成り得る。

そういった意味でなにを選びなにを選ばないかの
取捨選択をこの四方八方に伸ばしかけた枝の行く末に
多少まかせて雨なり風なりを受けていこう
そんな１０月の終わりの表明でした。