一撃筆殺仕事人:佐高信先生追っかけブログ -115ページ目

コムスン・NOVAについての佐高信さんのコメント

最近新聞紙上を騒がせている年金、コムスン、NOVAなどの問題、佐高さんはすこし静かだと思っていたら、しっかりコメントをされていたらしいです。どうやら共同通信系の一部の新聞に佐高さんの1300字に及ぶ評論記事が掲載されたようですね。 いつもの佐高節全開です。

徒然の情報 さんからのその抜粋の転載です。
また、
気分上々自由人 さん、整体屋の癒し日記 さんからも転載させてもらいます。

『介護や教育といった公的分野に、これらのいわば”吸血企業”が参入してきた背景には、鳴り物入りで推進された規制緩和や民営化がある。』

『「規制緩和」は「安全緩和」、「民営化」は「会社化」・・・言うまでもなく、会社化によって利益は至上のものとなり、安全や公正はその下に置かれる。』

『コムスンの親会社「グッドウィル・グループ」という名前について、違和感を覚える。』

『「善意」グループということだが、善意であるかどうかは自分が判断するのではなく、他人が判定するものであって、社名に臆面も無くつけるところに自己中心主義がある。』

『「善意」を売り物にして、それと全く違うことをやる折口氏らにモラルを求めてもムダ・・・・・これからも彼に続く人間が出てくることを前提として・・・・・違反のチェックを厳格にしなければならない。』


『私は折口氏よりも、彼を見逃し、チェックを怠ってきた厚生労働省の責任を厳しく問いたいと思う。・・・・・折口氏の”共犯者”と言えるほど、その責任は大きいのである。・・・・・彼を生んだ無責任な官僚たちこそが巨悪なのである。』



どうしたら、官僚は民間企業を厳しくチェックしてくれるのか?これはもう公僕としての職業意識に期待するしかないですね。

そして国民は直接官僚をチェックできない以上、僚をチェックするのが政治家の役割となります。そして我々国民がその政治家を選ぶわけなのですが、当然のことながらその政治家は官僚以上、もしくは同等の能力を持たなければなりません。しかしながら現状では政治家がその本質である「立法家」であることを求める人は少ない。

そこにも問題があるような気がします。

佐高信・奥村宏トークショー&サイン会

以前にお伝えしました 、佐高信さんと、奥村宏さんの共著での新刊、「会社事件史」の発刊を記念して両氏のトークショー&サイン会が開かれることが伝えられています。

日時:2007年7月4日(水)19:00~
会場:丸善・丸の内本店3階セミナールーム(東京都千代田区丸の内1-6-4


奥村宏佐高信両氏

奥村宏氏        佐高信氏

丸善丸の内本店

http://www.maruzen.co.jp/home/tenpo/maruhon.html

村上ファンド、ライブドア、山一證券、日興コーディアル、三菱自動車工業……どうして会社は事件を起こすのか!? 戦後62年の会社事件を総ざらえして、個別の事例やエピソードをふかく探る。では、会社をどうとらえるか? 混迷する現実の渦中からこれからの会社のあり方を読み解く。

版元ドットコムから
http://www.hanmoto.com/bd/ISBN978-4-8228-0744-3.html

以前にも共著を出している、佐高信さんと奥村さん。そういえば両氏とも日垣隆さんとは論敵でしたね。そういうこともトークショーでは話題になるのかもしれません。
ぜひ近くで興味のある方はいかれたらどうでしょうか?丸善丸の内店で当該書籍を購入されてかた先着100名に整理券を渡すそうです。


会社事件史/奥村 宏;佐高 信


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会社はなぜ事件を繰り返すのか―検証・戦後会社史/奥村 宏
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6月22日 JR東日本株主総会で、佐高信さん社外取締役提案へ(その2)佐高信vs斎藤貴男?

皆様もうお気づきであろうと思われますが、2007年6月30日号の週刊現代で6月22日のJR東日本株主総会で佐高信さんの社外取締役就任が株主提案されていることが記事になっています。その提案に関しては先にエントリー しました。
http://ameblo.jp/sataka/entry-10037018457.html

現代630

http://online.wgen.jp/

●「会長、社長解任」「佐高信取締役」提案まで飛び出し紛糾必至!
■JR東日本「株主総会」で問われる「松崎革マル派問題」


記事を書いているのはフリージャーナリストの西岡研介氏、「テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実」という特集記事を昨年から週刊現代で長期にわたって連載されています。その連載はJ旧国鉄幹部が労働組合を懐柔するために元革マルだった松崎明氏率いる動労と手を結び、その影響はJR東日本でいまだに続いている、と言うものです。

参考、昨年8月14日のアメーバニュース

「週刊現代」VS「JR東日本」 闘いの行方は?
  「週刊現代」が「JR東日本」叩きに躍起になっている。問題となっている連載記事のタイトルは「テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実」......

または

http://www.gendaisangyojoho.co.jp/cgi-bin/backnumber.cgi?NO=558&BODY=18

西岡氏の講演の紹介(日刊ベリタ)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200703291414384

佐高信さんが社外取締役候補として株主から提案を受けていることも述べられていますが、記事の終わりのほうに佐高さんのコメントとして「JR東日本はここ20年の民営化の中で、役所の悪い点である「閉鎖主義」、民間企業の悪い点である「利益至上主義」の双方を併せ持つ存在となってしまった。だから革マル派の支配による異常な労務政策が行われる。これを直さないとたいへんなことになる。」と明らかに革マル派とJR東日本労組の関係を肯定しています。



ちょっと気になるのはこの西岡研介氏の連載に対して、佐高信さんの弟分と自他ともに認められている、ジャーナリストの斎藤貴男さんと佐高さんと親しい、元一水会会長の鈴木邦男さんが懐疑的に評論していたことがあることです。


斎藤さんは雑誌「創」2006年11月号の「おかしいぞ、公安の暴走と司法の変質」と銘打った元大阪高検公安部長、三井環さん、JR東労組中央執行委員長の石川尚吾さんらとの鼎談において、現在の公安の動きは政治的言論封殺を目的として動いているとして、立川反戦テント村ビラ配布事件、葛飾ビラ配布事件などについて論議を進めます。もうひとつ公安の言論弾圧の例としてあげられるのが、浦和電車区事件です。


冤罪浦和電車区事件を支援する会
http://www.support344.org/index.php

JR東労組と対立する千葉動労の見解
http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2002_09_01/n5588.htm

石川さんがこの事件に関連する流れの中で公安が松崎明氏の逮捕を狙っているのではないかという見解を話すのに答える形で斎藤さんは、週刊現代の西岡さんの連載に関して


「これを書いた西岡研介という人は元『噂の真相』にいた人ですね。その後『週刊文春』に言って、最近『週刊現代』に移った。何であの西岡さんがと不思議なんですよ。『週刊現代』は全体としては週刊誌らしいゲリラジャーナリズムを追求していると思うんだけど、この連載だけはちょっと変わってますよね。」

また、「週刊現代」はリスク覚悟でよくやった、という声が強いという見方は多いという問いに答えて

「それだけに不思議ですけどね。『週刊現代』って、他の雑誌より、ずっといい仕事をしてきたじゃないですか。テロのときも、アメリカに反対の論陣を張ってきた。その分、こういうところで、当局に『味方の時もありますよ』ってしているのかな(笑)」
「世間に対してバランスをとっているつもりなんだと思いますよ。いかにも売れ線というネタとは違う。僕らが、加害責任だの憲法改正問題がどうだというと、必ず返されるのが『中国がチベット侵略していることを知っているのか』みたいな話でしょう。こっちを叩くのなら、そっちも叩かなくちゃ許さん、という」


と、労働組合のJR東日本をテロリスト扱いしている西岡連載に疑問の声を上げています。

JR東日本労組委員長の石川さんもそれに体制を整えて、法的にも対応していくと答えます。


又、鈴木邦男さんも同じ「創」の同号の連載「言論の覚悟」で9月1日のJR東労組の「意見交換会」に出席して松崎元委員長と会った事を引いて

「それにしても相変わらず週刊誌は『JR東労組は革マルだ』『テロリストだ』といった批判だ。この「意見交換会」には元日共、元中核派、元右翼までいるのに。『創』の篠田編集長、三浦和義さんもいた。松崎さんはなぜ、革マルをやめたのかについては僕との対談『鬼の討論』(創出版)で詳しく語っている。僕も挨拶をさせられたので、最近の世の中の保守化・管理課について話した。この機会に左翼的なものは一気に消そうとしている。それに抗し戦う組織はない。唯一戦っているJR東労組が集中放火を浴びている。マスコミまでが、そのお先棒をかついで叩いている。なさけないし、危ない話だ。」


と西岡連載を批判しています。


つまりこの件に関しては

佐高信・西岡研介vs斎藤貴男・鈴木邦男

の図式が存在します。


西岡研介氏は斎藤氏が言うように「噂の眞相」の看板記者でした。森元総理大臣の売春疑惑に関してスクープしたことは有名です。佐高信さんも大いに称え、「今度は鈴木邦男を狙え」と勧めた、と著書で語っていました。
権力に対してのスタンスにほとんど違いのない人たちが対立の図式にあること残念な話です。
ほくそえんでいるのはひょっとすると権力側なのかもしれません。佐高さんも国労闘争団を支援する気持ちはわかるのですが、その矛先がJR東日本本体ではなく、JR東日本労組への攻撃を支援する形になってしまうのは少し合点がいけません。

先日のエントリーでその提案主体が国労闘争団を支援するJR東日本株主会であることを記述しましたが、そのことは当該記事には書かれてありませんでした。


追記7月8日

池田信夫さんのブログで西岡研介さんの著書が紹介されています。

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/87b82fb7d88e3e98eaf045b8401db2c7

西岡 研介
マングローブ―テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実
松崎 明, 鈴木 邦男
鬼の闘論―いでよ変革者!

武藤 功
冤罪―JR浦和電車区事件をめぐって
柳原 周治郎
鉄路の7人―JR浦和電車区事件と労働運動の復権






週刊現代07年6月30日号140P 「サラリーマン政商 宮内義彦の光と影」

サラリーマン政商―宮内義彦の光と影/森 功
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佐高信氏が週刊現代6月30日号に書評を寄せています。森功氏が著者の「サラリーマン政商 宮内義彦の光と影」です。
この書評において佐高さんは小泉前首相と竹中平蔵氏が進めてきた「市場原理主義」の三悪人、MHK(村上、ホリエモン、木村剛)の村上氏がMといわれていましたが、本当の大文字のMは宮内義彦オリックス会長その人であると断言しています。
以前、オリックスが元の阪急ブレーブスを買収した当時までは実は佐高信さんは宮内氏を評価する発言を多くしていました。それが変化したのは例のプロ野球チーム、ブルーウェイブとバファローズの合併問題が出てきてからです。規制緩和論者でありながら、ライブドアの新規参入に徹底反対を唱えていた宮内氏に「球界を去れ」と一喝したのは記憶にあたらしいですね。
また元々は洒脱のきいていて栄誉を求めなかった乾恒雄前オリックス会長の後継者として宮内氏を誉めていたことを佐高さんは書評の中で思い出しています。

その宮内オリックスがどういう動きをしていったのかをこの森氏の著書では明らかになっているようです。
佐高氏の宮内批判を裏打ちする具体的資料として読まれることが望まれます。

遍照金剛さんのブログにおける書評
http://daishi.at.webry.info/200706/article_21.html






JR東日本2007年株主総会で佐高信さん、取締役就任提案へ

佐高信氏が今年のJR東日本株主総会で「JR東日本株主会」から取締役就任の提案を受けていることがわかりました。

この「JR東日本株主会」ですが、旧日本国有鉄道がJR各社に分割され民営化された際、国鉄からJRへの移行過程で、JRへの入社を拒否(後に不当労働行為と認定)された1047人のJRへの復帰、組合差別の全面解決を求めて活動してきた団体です。


旧国鉄民営化、JRとしての分割にあたって起きたこの問題についてはこちらのページに詳しくまとまっています。
http://www13.ocn.ne.jp/~ntikurou/sougisien.htm


佐高信さんは国労闘争団にはずっと支援をされてきました。同時期に民営化された、専売公社(現日本たばこ産業 JT)、電電公社(現NTT各社)は旧公社の社員をすべて移動させたことを考えれば、この国労組合員がJRに就職できなかったことは、「不当労働行為」であると認定されたのは当然のことでしょう。

しかし、闘争団は母体であった国労にも見放されてしまいます。「四党合意」です。結局闘争団の抵抗でこの「四党合意」も挫折し、ついには与党が離脱して事実上消滅してしまいます。

ビデオプレスの映画「人間らしく生きよう」でもその闘争が記録されています。

http://vpress.la.coocan.jp/hito2.html


JR東日本株主会の母体と思われる国鉄闘争共闘会議はこちらから。

http://www7b.biglobe.ne.jp/~tomonigo/

四党合意破綻後も闘争団は多くの裁判を通して国家との戦いを進めているようです。

ここでJR東日本株主会の議案書から転載します。

第7 号議案
取締役選任の件
1 、議案内容
(取締役の選任)
取締役候補者として次の者らの選任を提案する。


(略)


3 、佐高信 (1945 年1 月19 日生)


1967 年3 月慶應義塾大学法学部卒業

        高校教師 
        経済誌編集長
        評論家
2005 年9 月株式会社金曜日社長(現在に至る)

所有する当社の株式数なし


(略)

2 、提案の理由
取締役候補者として上記5 名の者を提案する。
これらの者は、第4 号議案で提案した「社外取締役」として、第5 号議案で提案した「労務
政策監視委員会「安全監視委員会」に「社外取締役」として関与するに適切な者らである。

http://www7b.biglobe.ne.jp/~tomonigo/kabunusikai/07teiangian.pdf


当然のことながら、この提案は否決される可能性が高いでしょう。しかし、問題の提議としてJR東日本株主の多くにアッピールすることが期待されます。

ひとつ残念なことは佐高信さんが近著の「石原慎太郎の老残」から羽越線事故の原因は民営化の影響としての車体の軽量化であるという主張をはずしたことですね。これは事実関係からストレイドッグブログでかなりの批判を受けました。(詳しくは検索してください)
しかし、佐高さんは今でも講演会で車体軽量化が羽越線事故の原因であるという主張を行っています。敵と戦うときは隙を見せるな。これは佐高さんに対して言いたいことです。



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