一撃筆殺仕事人:佐高信先生追っかけブログ -111ページ目

佐高新刊 岩波現代文庫「魯迅烈読」 5月16日発売

「フェアプレイは時期尚早.水に落ちた犬(悪勢力)は打たねばならぬ」──「聖人君子」の正論に真っ向から立ち向かう作品を書き続けた魯迅.その反骨精神は何を教えるのか.魯迅の著作を「思想的故郷」とする著者が,その思想を熱く読みとき,現代日本人への激烈な批判・エールを展開した,佐高流魯迅案内.

http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/60/X/6031530.html

というリードで岩波サイトで予告されている「魯迅烈読」、再販ものが多い岩波現代文庫からです。ページ数からみるとおそらく、以前に出た徳間書店版の「さらば会社人間、私の思想的故郷としての魯迅」の何度目かの再販であろうと予想できます。
この中では第8章の「青蝿どもの増長」が佐高さんの批判者達との論戦となっていて面白いところです。佐高好きも嫌いな人も注目すべき一巻でしょう。



魯迅烈読/佐高 信
¥945
Amazon.co.jp

別冊 男の隠れ家「書斎 男の愉悦空間」で佐高信さんの事務所が紹介

みなさんは男の隠れ家と言う雑誌をご存知でしょうか。

この4月末、その雑誌の別冊が発行されましたが、その中で佐高信さんの事務所が紹介されています。一昨年の取材であったようで当時の佐高さんの事務所「オフィス・パーソンズ」はそのビルが取り壊されたために近くに移動しています。

長年あの辛口評論を生み出してきた事務所がどんなものであったか興味がある方はぜひ、お求めになってください。



kakurega

公式サイト

http://www.idea-life.jp/kakurega/index.html

4月30日掲載 東京スポーツ「毒筆啓上」

佐高信さんの「毒筆啓上」東京スポーツ4月30日号

佐高さんの知られざる連載「毒筆啓上」は毎月最終月曜日に東京スポーツに掲載されています。

先月の「毒筆啓上」はこのほど佐高さんと対談本を出された土井たか子さんと、先月なくなられた城山三郎さんの対談からまず引用されています。

「私は戦後になって初めて、大本営(発表)の情報が以下にまやかしであったかを知りました。こんなことが二度とくり返してはならないとおもいしたよ。」と土井さん。城山さんはそれに答えて「僕達の世代は自由にまともなことが言えない恐ろしさを身にしみて知っています。言論の自由を奪うことは、まさに諸悪の根源。そう思えてなりません。」と。
佐高さんは城山さんの言を引いて「いまの政治家は戦争体験を知ろうともしないし、わかろうともしない、」と嘆かれます。
そして現憲法の9条が一国平和主義であると非難する輩がいることに対して次のようなエピソードを引いています。

佐高さんと土井たか子さんの対談「護憲派の一分」で1990年のノーベル平和委員会等が主催したオスロでの国際会議でオードリーヘップバーンとグレゴリー・ペックがチャリティコンサートに出席したことを土井さんが披露されたことに対して、「日本では、こう言う映画スターが政治的活動をすることを嫌がるが、欧米では考え方が違うのですね。」と佐高さんは感動されます。
土井さんはそれに続いての劇的なシーンとして天安門事件の柴玲がヘプバーンの紹介で白い綿パンとTシャツで舞台に飛び出してきたことをさらに話されたとあります。
佐高さんは残念ながらこんな光景は日本では見られないと結論づけています。

しかしながら佐高さんは、このエピソードの中で憲法9条がどう話され、どういう風に世界に伝えられていったのかは明確に話されません。そこのところが非常に不満です。オードリー・ヘップバーンは一般的にはユニセフの活動が有名でどのように憲法9条とかかわってきたのかはよくはわかりません。
憲法9条が世界にその存在を訴えかけたのはやはり1999年のハーグ国際会議ではなかったでしょうか。ハーグ国際会議は民間の主催でおこなわれ、国際連合とは直接関係のないものでありましたが、それはノーベル賞受賞者や世界の平和NGO、人権団体の協力の下で行われ、ハーグ国際宣言が採択されました。
そして映画人の「政治運動」たしかに日本ではスターの政治的活動はあまり行われません。そういう中でリチャード・ギア氏が中国の少数民族弾圧を首相官邸での記者会見のときに批判したのは目立ったのは記憶にあたらしいところです。
このブログでは佐高さんにも辛口評論をさせていただきます。

オードリー・ヘップバーン公式サイト
http://www.audreyhepburn.com/

日本ハーグ平和アピール運動
http://homepage3.nifty.com/wfmj/hap/index.htm



横浜での佐高信さん講演会のお知らせ

昨日(5月3日)は群馬で佐高信さんの憲法講演会 があったそうですが、この5月12日にも佐高さんと国際運輸労連の和田茂さんとの憲法をテーマにした公開ディスカッションが行われるそうです。お近くの方はぜひどうぞ。


憲法は今・・・「憲法が変われば、暮らしが変わる?!」

対談:佐高信さん(評論家)/和田茂さん(国際運輸労連)

日時 2007年5月11日(金)午後6時30分
場所 横浜市開港記念会館1号室
主催 ”風を吹かそう”神奈川の会 TEL 045-788-0838
協賛:I女性会議神奈川県本部

ソース

http://mykit.jp/pc/ribon2/#0511



佐高信さんも呼びかけ人に、9条世界会議

ピースボートの人たちが始められた、「9条世界会議」の呼びかけ人に佐高信さんも名を連ねています。

おばあちゃんの鍾馗様 さんからの情報です。

日本が誇る「憲法第9条」の理念を世界化しよう!! と活動をけてきたグローバル9条キャンペーン。私たちはその活動の中で、9条が国際社会のさまざまな場面で大きな注目を集めていることを感じてきました。

 軍事費を削減し貧困をなくそう、地球環境を守るために国境を越えてつながっていこう、持続可能な社会を実現しよう――こうした世界の流れの中、9条が存在する意義は大きく、また、この理念を世界へと広げていくことが、各国政府やNGOが提唱する「平和」をつくる礎となります。

 そこで、2008年5月、9条を支持する世界の声を集め、9条を世界へとひろげる「9条世界会議」を東京で開催します!
 会議に参加するのは、ノーベル平和賞を受賞したジョディ・ウィリアムさんをはじめ、世界の著名人やNGOの代表者、各国政府の関係者そして日本国内のNGOで活躍する人びと、そして「9条を応援します!」という皆さん、総勢10,000人です。
→世界会議への呼びかけ

http://www.article-9.org/jp/index.html