城山三郎氏 お別れの会 佐高信さんも弔辞
この3月22日に逝去された城山三郎さんの「お別れの会」が本日ありましたが、参列されたヴォータンの告白
さんのブログによると佐高信さんも弔辞を読まれたそうです。
NHKテレビでは辻井喬さんと渡辺淳一さんの弔辞が紹介されていました。佐高さんとしては特に論敵の渡辺さんに対しては憤懣やるかたなかったかもしれません。
スポニチより
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20070521050.html
3月に79歳で亡くなった作家城山三郎さんのお別れの会が21日、東京都港区のホテルで営まれた。作家や編集者のほか、中曽根康弘元首相ら政財界の関係者も出席、約750人が別れを告げた。
作家の辻井喬さんは弔辞で「あなたの登場で、それまで『企業もの』と言われていた作品が文学の一つのジャンルとして確立した。戦争反対という点で、あなたは常に変わらなかった」と述べた。評論家の佐高信さんは「城山さんは内部にマグマを抱えた人。『戦争で得たものは憲法だけ』が口癖で、城山さんの遺言だと思う」と語った。
喪主の長男杉浦有一さんが最後にあいさつに立ち「父が、心の自由を奪われた戦時中のことを話すようになったのは、(2001年刊行の)『指揮官たちの特攻』を書き始めたころ。戦争体験を語り継ぐために今まで生かされてきたのだと晩年語っていた。“無所属”の父を支えていただきありがとうございました」と話した。
[ 2007年05月21日 19:46 速報記事 ]
共同通信、読売新聞に掲載された佐高さんの城山さん追悼文
http://homepage2.nifty.com/kenpou/siroyama.htm
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サンデー毎日「政経外科」5月27日
- 佐高信さんのサンデー毎日の連載、「政経外科」5月27日号は「私以上に辛口の痛言、快男爺の逝去を惜しみます 」です。
- 90歳でこのほど逝去された、三陽商会の創業者、吉原信之氏 、編集者時代に親交のあった佐高信さんがその思い出を語っています。
10年程前に、初めて会ったときに、「NHKが豊臣秀吉を主人公に大河ドラマを作るのを君が怒らないのはおかしい。」そう言われたとか、佐高さんは豊臣秀吉について唐突に、最後の海軍大将、井上成美(いのうえしげよし)の海軍兵学校校長時代のエピソードを持ち出します。井上は陸軍が戦中、英語を入学試験科目よりはずしたのに対し、海軍ははずさなかったこと、そして豊臣秀吉を出世主義者として目標とする人物から外させたことなど。
そして、吉原社長の妹である詩人の吉原幸子さんの詩、「オンディーヌ」の一節を紹介します。
「純粋とはこの世でひとつの病気です、愛を併発してそれは重くなる」
http://ha5.seikyou.ne.jp/home/seamew/diaries/diary.htm
戦時中、時代に反抗するが如く遊び歩いたことが吉原さんの反骨精神を育んだのだと佐高さんは言い。吉原さんが佐高さんの故郷出身の俳優、成田三樹夫氏の園遊会等に参加しない姿勢を誉めていたことを紹介して結びます。
このコラムで不満なのはいくら豊臣秀吉と関連するからと言って井上成美のリベラル?主義ぶりを強調したところで直接吉原信之氏とは関係がありません。もっと吉原氏の業績や言動を紹介してその人となりを掴めやすくしてほしかったなと思います。
さて、この三陽商会という会社はバーバリーのブランド展開で有名なようですが。バーバリーは英国本国ではファッション関係と香水だけなのに対して日本のみで展開するバーバリー商品があるようです。三陽商会はうまくブランドイメージを生かしたのでしょうか。そういえば本国では大人のブランドと言われていますが、日本では女子高生にも深く浸透していますね。
三陽商会についてはこのpdfファイルなどおもしろそうです。
三陽商会の経営戦略について
http://www.ritsbagakkai.jp/pdf/445_07.pdf
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おしらせ 5月20日のサンデーモーニングに佐高さん出演
佐高信さん 月刊誌CIRCUSにインタビュー記事
佐高信さんのインタビュー記事情報です。
月刊誌CIRCUS 6月号に「会社で好かれる鈍感力、嫌われる鈍感力」をテーマとした特集で佐高信さんの1ページのインタビュー記事が書かれています。
- CIRCUS (サーカス) 2007年 06月号 [雑誌]
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KKベストセラーズの雑誌であまり見たことはなかったのですが、今回佐高さんは会社では鈍感力は上司に利用されるだけで必要なく、自分独自の独感力が必要だ。という趣旨で巷の鈍感力ブームを斬っていました。
同じような趣旨でかかれていたのが週刊金曜日の先週号の「読み方注意!」だったわけです。
佐高信さんは「鈍感力」の作者の渡辺氏には批判的であると思われていますが、完全敵対しているわけでもなく、官能小説にはそれなりの価値を認めています。
この特集でおもしろいのは自身が以前は評価していて、いまは批判に回っている対象の江上剛さんと呉越同舟していることですね。
9条の会 尾張旭の会 2周年記念佐高信講演会
佐高信講演会の情報です。憲法行脚の会のメンバーの佐高信さんですが、大江健三郎さんらの9条の会にも協力しています。
9条の会 尾張旭の会 2周年記念講演会
佐高信がよみとく「改憲のたくらみ」
日時 5月27日(日)午後1時30分~4時(開場1時)
会場 尾張旭市文化会館ホール
『九条の会・尾張旭』では、発足時約400名の会員が一周年を迎える現在、800人を超え倍増。
愛知9条の会ブログからの情報です。
http://aichi-article9.blogspot.com/2007/05/blog-post_16.html
http://yume.cqnet.org/9jyo/indx.htm
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