今週から二学期が始まったらしく、街中で小学生や制服姿の中学生・高校生を見かけるようになった。それが台風の接近で昨日、今日と休校になっている。私の事務所もこの二日間は休みだ。
昨夜はかなり雨が降ったようだが、今朝は雨風ともに小さくなった。台風も過ぎ去りつつある。北九州は台風、台風と騒いでもせいぜいこの程度だ。台風が過ぎれば少しは涼しくなるだろう。
法務事務所での翻訳などの仕事を始めて2か月半、ビザの申請など全く知らない世界だったが、門前の小僧にも少しづつ仕事の中身が見えてきた。業務全体の流れのようなものが何となく分かった。何よりも翻訳が続けられていることが今は嬉しい。
起訴状(Indictment)など、それなりの長さの日本語の翻訳には翻訳ツールを使用する。翻訳ツールにより作成された英文を日本語と照合して校正する。「Google翻訳」以外に「DeepL翻訳」というツールも使っている。こちらの方が精度が高いらしい。
住民票や戸籍抄本の翻訳については、一次翻訳者が翻訳した内容をチェックする。その他給与明細や源泉徴収表などの翻訳を行うこともある。
英訳したビザ申請必要書類一式は、すべてネイティブ・チェックを施してから顧客に納品する。その書類を持参して、顧客は領事館で領事との面接に臨む。そんな流れである。
本文に書いた「門前の小僧」の諺「門前の小僧習わぬ経を読む」だが、英語ではどう表すのだろう。上記DeepLで翻訳してみた。
門前の小僧習わぬ経を読む
The boy at the gate reads a sutra he has never learned.
ネットで調べると、英語の類似表現に以下のものがあるらしい。
(1) A saint's maid quotes Latin.
聖人のお手伝いさんはラテン語を引用する
(2) The sparrow near a school sings the primer.
学校の近くにいるスズメは教科書通りに鳴く