英語の迷い道(その121)-夫婦の情景から-怒れる妻の東大・自由英作文 | 流離の翻訳者 果てしなき旅路

流離の翻訳者 果てしなき旅路

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴16年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

朝方は少し冷え込んだが、先ほどから暖かくなった。早春の陽気である。「絶好の洗濯日和だ!」などと思ってしまう。家内が居ない生活も慣れてきたようだ。

 

「男は女房の尻に敷かれるくらいが幸せだ」と常日頃感じている。一見亭主関白のようだが実は女房の掌(たなごころ)の上で転がされているような旦那はたくさんいるだろう。

 

 

東大の以下の英作文問題を見ていてそんなことを考えた。この二人を夫婦と見るのか、親子と見るのか、あるいは教師と生徒と見るのか、受験生の発想はさまざまだろう。

 

私の解答は夫婦と見て考えたものだ。思い当たる節がないわけでもない。

 

 

(問題)

(東京大学・2005年)

 

 

(拙・解答例)

The wife is standing angrily in the room. Because she found her favorite flower vase broken on the floor. The trembling husband is watching the scene from the door. He wonders, "Did I drink too much last night?"

 (38 words)