英語の迷い道(その104)-開業医との出会い-和田秀樹著「老いの品格」 | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

昨日から英会話スクールに復帰した。1か月半ぶりだ。12月が何かと忙しくレッスンに出られない状況が続いていた。

 

生徒は私の他に1名年配の男性が居た。何となく品の良さがあった。レッスンが始まるとよく喋る方だった。かなりリスニングが得意だと感じたが、と言って気圧されることは全く無かった。私が話す英語もよく聴いてくれた。

 

彼は大勢の前でプレゼンすることが多いらしい。また顧客の complaint に対処することが comfortable だと言う。果してどんな仕事なのか?

 

Professor という言葉が時々出てきたので、最初は大学の教官かと思った。レッスンが終わって日本語で少し話をした。自分が産業翻訳者であることを告げると「医学関連文書の翻訳はできますか?」と尋ねられた。

 

とりあえず「医学・薬学関連は語彙が難しいので……」と答えたが「もしかしてお医者さんですか?」と尋ねてみた。彼は「はい」と答えると名刺を渡してくれた。市内の開業医の方だった。

 

 

年明けから「老いの品格 品よく、賢く、おもしろく」(和田 秀樹著・PHP新書)を読んでいる。冒頭部は「自分の老いを受け入れる」ことが中心に書かれている。

 

具体的に「こんな老人になりたい」といった希望はないが、自分もとうとうこんな本を読まねばならない歳になったことを痛感する年初である。