英語の迷い道(その102)-そろそろ休肝日を-「七草粥」の頃 | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

ここ2年余り、翌日に酒が残ること(二日酔い)は全く無くなった。家飲みが殆どであり、学生時代のように寝たいだけ寝ることも理由のようである。ただ睡眠時間は年々短くなっている。

 

夜飲むので朝風呂に入ることが多い。朝風呂の後はいつも気分がスッキリする。

 

 

東京で勤務した20代の頃、友人たちと痛飲した翌朝、寮の生温かい風呂によく入ったものだ。酒の匂いを洗い流し、少しでも二日酔いから回復するためだ。気がつくと同類の輩(やから)が朝風呂に入ってくる。トニック系の朝シャンでそれなりにスッキリできた。

 

 

クリスマスくらいから飲みが続いている。今日の夜は外で飲むことになっている。そろそろ休肝日を設けなければ。明日ははや七草だ。

 

 

七草粥とは、毎年1月7日に春の七草を入れて食べるお粥を言う。七草は早春にいち早く芽吹くことから、邪気を払うと言われており、これを食べることで、1年の無病息災を祈るようになった。この習慣は江戸時代から始まったらしい。

 

七草は時代や地域によって異なることもあるが、一般的にはセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(蕪)、スズシロ(大根)を指す。

 

おせち料理が続き、正月疲れが出はじめた胃腸をいたわり、回復させるにはちょうどよい食べ物で、また青菜の不足しがちな冬場の栄養補給も行なうという目的もあったようである。

 

(拙・和文英訳)

Seven grass porridge is a porridge that is eaten on January 7 every year with seven spring herbs. It is said that the seven herbs sprout early in early spring, so they are said to ward off evil spirits, and by eating them, people have come to pray for a year of being in good health. This custom seems to have started in the Edo period.

 

The seven herbs may vary depending on the time period and region, but in general they refer to Seri, Nazuna, Gogyo, Hakobera, Hotokenoza, Suzuna (turnip), and Suzushiro (radish).

 

It seems that the purpose was to cure and recover the stomach and intestines that had been tired from the New Year, by eating delicious Osechi dishes and drinking too much alcohol continuously, and to provide nutrition in winter, when we tend to have less green vegetables.