昨日は大分・別府方面へひとりドライブを楽しんだ。12月には珍しく雲一つない晴天の下、近頃自宅に籠りきりの鬱々とした気分が一気に晴れた。やはりストレス解消は大切だ。
別府-宇佐間の一般道沿いの風景がお気に入りだ。山香(やまが)というところに「風の郷」と呼ばれる観光スポットがある。温泉・宿泊施設があり近くの甲尾(こうの)山頂には風車がある。山頂からの眺めが素晴らしい。
BGMにユーミンを聴きながらのひとりドライブ。独身時代を思い起こさせる一日となった。
アルバム “seasons colours” 秋冬撰曲集の winter 15曲目に「かんらん車」という曲がある。オリジナルはアルバム「流線形’80」(1978年)。今の時期にぴったりの歌詞が心に沁みた。
「かんらん車」松任谷 由実
すいた電車が住宅街ぬけて
ひとしきり冬枯れをふるわす
あとに残った ひとりの足音は
川辺りの遊園地をたどる
さびついたかんらん車に腰をおろせば
ゆるやかに空は巡りはじめ
あなたの住むあたり広がってゆく
さよならが無性に恐かった
はりつめた想いが遠くなるの
いつしか雪が静かに舞いながら
チャコールの下界へと流れて
きっとあなたは窓の外を見てる
あのひとの肩を抱きよせて
つぎつぎと飛行船もゲームも止まり
粉雪が空を埋づめてゆく
終わりの暗示には美しすぎる
私だけ 冬空の旅人
地上に戻る頃 世界が止まる
※画像・動画は拝借いたしました。