英語の迷い道(その86)-冬枯れのひとりドライブ-山香温泉「風の郷」 | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

昨日は大分・別府方面へひとりドライブを楽しんだ。12月には珍しく雲一つない晴天の下、近頃自宅に籠りきりの鬱々とした気分が一気に晴れた。やはりストレス解消は大切だ。

 

 

別府-宇佐間の一般道沿いの風景がお気に入りだ。山香(やまが)というところに「風の郷」と呼ばれる観光スポットがある。温泉・宿泊施設があり近くの甲尾(こうの)山頂には風車がある。山頂からの眺めが素晴らしい。

 

 

 

BGMにユーミンを聴きながらのひとりドライブ。独身時代を思い起こさせる一日となった。

 

アルバム “seasons colours” 秋冬撰曲集winter 15曲目に「かんらん車」という曲がある。オリジナルはアルバム「流線形’80」(1978年)。今の時期にぴったりの歌詞が心に沁みた。

 

 

「かんらん車」松任谷 由実

 

すいた電車が住宅街ぬけて

ひとしきり冬枯れをふるわす

あとに残った ひとりの足音は

川辺りの遊園地をたどる

 

さびついたかんらん車に腰をおろせば

ゆるやかに空は巡りはじめ

あなたの住むあたり広がってゆく

さよならが無性に恐かった

はりつめた想いが遠くなるの

 

いつしか雪が静かに舞いながら

チャコールの下界へと流れて

きっとあなたは窓の外を見てる

あのひとの肩を抱きよせて

 

つぎつぎと飛行船もゲームも止まり

粉雪が空を埋づめてゆく

終わりの暗示には美しすぎる

私だけ 冬空の旅人

地上に戻る頃 世界が止まる

 

 

※画像・動画は拝借いたしました。