餃子の王将「農学部前店」には学生時代随分お世話になった。卒業前に「出町店」ができたがこちらは殆ど行ったことがなかった。「農学部前店」が無くなってもう随分経つらしい。
秋になると「肉茄子定食」というメニューがあった。これが実に美味くて昼・夜と連チャンで食べたこともあった。あの独特の甘辛い味には以来出会えていない。
そんな中「学生定食」と呼ばれるメニューがあった。普通の定食が500円前後だったが「学生定食」は400円だった。この定食、実はラーメン、炒飯、餃子のセットである。炭水化物ばかりだがとにかく腹は一杯になった。
何度か食べたが、いつも「肉や野菜が食べたい」という気持ちになった。
この「学生定食」今の価格だといくらになるのか。ラーメン(税別570円)、炒飯(税別470円)、餃子(税別270円)。単品合計で1,310円(税別)となるが、王将にはセット価格があるので、たぶん1,200円(税別)くらいではないだろうか。
値上がり率(インフレ率)を計算してみると(1,200円-400円)÷400円=200(%)となる。約45年で200%。インフレは設備投資を促し、その結果イノベーションをもたらすというが、果たしてこのインフレ率高かったのか安かったのか……?