英語の迷い道(その82)-忘れ得ぬ思い出-志方あきこ「アヴェ・マリア」 | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

家内がクリスマス・デコレーションの準備を始めた。家の中の赤色と緑色がだんだん増えている。12月に入るとクリスマス・年末まではあっという間だ。

 

 

 

 

 

今朝方、東京で勤務した頃の夢を久しぶりに見た。思い起こせば厳しい課長だった。彼のひと言でアタフタ・右往左往する。自分の担当範囲を必死に取り繕う。毎日冷や汗をかきながら苦労した時代だった。

 

私が担当したシステム運用管理業務は、年齢・経験に比して管理すべき項目が多すぎた。そんな中、容赦なくトラブルが発生した。トラブル対応に時間が掛かりしっかり考える時間が無くなる。結局、場当たり的な対応になる。従ってまた同じトラブルが発生する。いつもそんないたちごっこのくり返しの矛盾だらけの毎日だった。

 

今思えば自分にとっては貴重な経験だったが「自分を責める癖」はその頃についたようだ。そんな時代からはや40年近くなるが、当時の記憶は若い脳にしっかりと刻まれていて時々夢の中に蘇ってくる。「あの頃のことを決して忘れてはならない!」と私に警告するかのように。

 

 

その頃どんなクリスマス・シーズンを過ごしていたのか。今は全く思い出せないが、そろそろ当時の様々な出来事とともにすべて忘れて良い頃である。