今日で10月も終わり。日々秋が深まってゆく。衣替えも終わり鍋が恋しい季節になった。
以下は唱歌「里の秋」の歌詞だが、第二次大戦後に復員してくる父親を待つ母子家庭の姿が偲ばれる。この中国語版というものがある。こちらは恋愛の歌のようである。
「里の秋」
作詞:斎藤 信夫、作曲:海沼 実
1.
静かな静かな 里の秋
お背戸(せど)に木の実の 落ちる夜は
ああ母さんと ただ二人
栗の実煮てます いろりばた
2.
明るい明るい 星の空
鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は
ああ父さんの あの笑顔
栗の実食べては 思い出す
3.
さよならさよなら 椰子(やし)の島
お舟にゆられて 帰られる
ああ父さんよ 御無事でと
今夜も母さんと 祈ります