英語の迷い道(その55)-唱歌「遥かな青空」の謎-「ワルシャワ労働歌」 | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

半袖だとちょっと寒い、でも長袖だと少し暑いような日々が続いている。天候は今日から雨。来週は少し寒くなるかもしれない。

 

私が小学校の頃、運動会は秋の体育の日前後に開催された。その時期までは体操服で学校に通っていたからまだ暑かったのだろう。運動会が終わると秋が深まっていった。

 

当時、運動会の入場行進が何故かとても好きだった。マーチに合わせて何か軍隊の行進みたいで心が躍る気持ちがした。不思議なものだ。

 

 

中学2年くらいの音楽の教科書に「遥かな青空」という曲が載っていた。何処かかっこいい曲だった。

 

よく調べるとこの曲「(革命歌)ワルシャワ労働歌」というものだ。そりゃ勇ましいはずだ。何故この曲が中学の教科書に採用されたのか。そのあたりの真意はわからない。

 

 

 

「遥かな青空」

1.

山や川が呼んでいる       みんな元気に出かけよう

夏は過ぎて草に木に       風にいのちがみなぎる

胸を張れ胸を張れ          仰げはるかな青空

道は広くひとすじに       進むわれらをまねくよ

 

2.

草はゆれる道ばたに       踏むな小さなその花を

腕を組めばうたごえも    はずむ笑顔だなかまよ

この手からこの手から    明日の世界が生まれる

道はみどりほがらかに    昇る朝日がまねくよ