英語の迷い道(その32)-白球の夏再び-「栄冠は君に輝く」 | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

2023年盛夏となった。先日エアコン3台のクリーニングを依頼したが、冷え方も変わってきたようである。暑い日はがまだまだ続く。

 

 

昨日、夏の高校野球が開幕した。今年もまたこのシーズンになった。東京で勤務していたころに高校野球ファンになった。とは言っても一度も甲子園で観戦したことはない。専らテレビである。

 

 

以前はこの頃に夏休みをとってよく一人旅をしたものである。山陰の島根・鳥取、四国の高知・松山など思い出が多い。

 

旅先ではご当地の甲子園出場校の戦績が何故か気になる。不思議なものだ。

 

 

以下の京大の問題は「野球」をテーマとしたものである。

 

(問題)

野球は、アメリカの国民的スポーツのひとつである。多くのアメリカ人は、子供の頃、近所の野原で野球をして大きくなる。泥まみれになり、隣の誰それさんは自分より上手になったとか、ならないとかいいながら、他人との共同生活を送っていくすべを身に着けていく。あるいは他人に打ち負かされるという屈辱感を受け入れる訓練を重ねていく。

(京都大学 1999年・前期)

 

(拙・英文和訳)

Baseball is one of the national sports in America. Many Americans grow up in their childhood while playing baseball in the fields in the neighborhood. Saying that someone living next to them has played better than they or not, with their body covered in mud, they will learn how to live with others on a collaborative basis. Further, they will repeatedly train themselves to accept the humiliation of being defeated by others.