続・英語の散歩道(その110)-映画「追想」(1975)-「トラウマ映画館」から | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

昔観た映画で強烈な印象に残っているものがありアマゾンでDVDを探して購入したのがもう数年前になる。

 

 

その映画は「追想」というものだ。1975年のフランス映画である。主演はフィリップ・ノワレとロミー・シュナイダー。

 

ナチスの兵隊に愛する娘を射殺され愛する妻(ロミー・シュナイダー)を凌辱され焼き殺された医師である夫(フィリップ・ノワレ)がナチスの兵隊を一人ずつ処刑してゆく。そんなストーリーである。

 

ナチスの兵隊に焼き殺された妻の死体のシーンがトラウマのように記憶に残っている。こんな時代だからこそ観ておくべき作品かも知れない。

 

 

 

 

 

 

「トラウマ映画館」(町田智浩著・集英社文庫)はそんな強烈な印象が残る映画を集めたものである。こちらも一読の価値がある。