昔観た映画で強烈な印象に残っているものがありアマゾンでDVDを探して購入したのがもう数年前になる。
その映画は「追想」というものだ。1975年のフランス映画である。主演はフィリップ・ノワレとロミー・シュナイダー。
ナチスの兵隊に愛する娘を射殺され愛する妻(ロミー・シュナイダー)を凌辱され焼き殺された医師である夫(フィリップ・ノワレ)がナチスの兵隊を一人ずつ処刑してゆく。そんなストーリーである。
ナチスの兵隊に焼き殺された妻の死体のシーンがトラウマのように記憶に残っている。こんな時代だからこそ観ておくべき作品かも知れない。
「トラウマ映画館」(町田智浩著・集英社文庫)はそんな強烈な印象が残る映画を集めたものである。こちらも一読の価値がある。