続・英語の散歩道(その103)-「フレクシキュリティ」-木枯しのメロディ | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

「木枯し・凩」とは「秋から初冬にかけて吹く、強く冷たい風」をいう。「木枯し1号」の発表は東京と近畿地方だけらしい。今年は近畿地方で11月13日。東京ではまだ吹いていないようである。

 

12月に入って急に寒くなった。年末が近づき日々今年のカウントダウンが始まる。くる年に向けてダイアリーを買い替えたり年賀状の準備をしたり ……。何かと気ぜわしい。

 

 

 

日経新聞からまた新しい単語を知った。「フレクシキュリティ(flexicurity)」というもの。デンマーク発祥の欧州全体に広がった労働モデルのことをいう。

 

企業が従業員を解雇しやすい「柔軟性(flexibility)」と失業補償や職業訓練による「安全性(security)」を合成したもので日本語では「柔軟的失業者保障(補償)政策」という。

 

新語がどんどん造られていくが何処まで着いていけることやら ……。

 

 

Denmark's flexicurity model has been highly evaluated because it has made the nation competitive in the globalizing world.

 

「デンマークの『フレキシキュリティ』モデルは、グローバル化する世界において同国の競争力を高めているという理由から高く評価されている」

 

 

以下「木枯し」に関連した曲をいくつか。