続・英語の散歩道(その55)-「道の駅 小石原」と「小石原焼」・「高取焼」 | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

時期は少し遡る ……。

 

2010年は異常な猛暑で9月の彼岸を過ぎても真夏並みの暑さが続いていた。

 

「小石原焼」は「道の駅 小石原」を中心に多くの窯元が林立している。ここをゆっくりと訪ねたのは、そんな2010年の秋の彼岸の「民陶祭」のときだった。

 

小倉から国道322号線を香春町まで行き右折して国道201号線に入る。暫く201号線を走って今度は左折して国道211号線沿いに遠賀川を南に遡ってゆく。211号線は嘉麻市を通って東峰村に入る。

 

道沿いには次第に山間の風景が拡がってきた。所々に赤い彼岸花(曼珠沙華=マンジュシャカ)の群生が見られた。

 

 

 

「道の駅 小石原」に車を停め、まずは施設内で展示・販売されている色々な窯元の焼き物を見てまわった。

 

 

 

 

それから道の駅周辺の窯元を幾つか訪ね歩いた。暑い彼岸でも結構な人出だった。ある窯元で紅茶(べにちゃ)色の調味料入れと匙を見つけて購入した。これはお気に入りで今も塩壺として使っている。

 

 

いつも思うが焼き物を見ていて飽きることは無く、時間の経つのすら忘れてしまう。

 

 

それ以来、東峰村を通ることが多くなり道の駅や窯元に何度となく立ち寄ることになった。最近はパートナーと訪ねることも多くなったが、道の駅から少し南に走ったところに高取焼の「鶴見窯元」がある。その窯元のモダンなデザインがユニークで一輪挿しなどを購入した。

 

 

 

2010年秋の小石原焼から窯元巡りにはまって行った。以来、近場の窯元「小鹿田(おんた)焼」(大分県)、「上野(あがの)焼」(福岡県)、「萩焼」(山口県)、「有田焼」(佐賀県)、「波佐見焼」(長崎県)などを順次巡ることになった。