続・英語の散歩道(その53)-高千穂・宮崎の旅-南国の「晩夏光」を探して | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

「晩夏光」とは「夏の終わりの頃の衰えぬ暑光」をいう。そんな晩夏光を探して高千穂・宮崎へと一人旅をしたのは2015年8月後半のことだった。宮崎県に入るのは実に30数年ぶりだった。

 

 

往路は東九州道を大分で降りて一般道に入り豊後大野市、竹田市通って宮崎県に入った。天気は快晴。幾つかの道の駅などに立ち寄りながら天孫降臨の地、高千穂に着いたのは午後2時くらいだった。

 

 

まずは高千穂峡へ。清流に暑さを忘れることができたひと時だった。高千穂峡を後に天岩戸神社へ。駐車場から神社まで歩いたが物凄い暑さだった。

 

高千穂峡へ戻り高千穂神社へ。パワースポット巡りの旅が続いた。高千穂を後に国道218号線沿いに延岡に向かった。日之影町を通って長い下り坂の道を走って延岡に入った。

 

 

 

 

 

 

延岡市内のホテルにチェックインしたのが午後6時くらいだった。延岡の町を散策してから食事をとった。五ヶ瀬川の橋上から見えた夕映えがとても綺麗だった。

 

 

 

翌日は延岡から国道10号線を走り国道220号線に入って海岸線沿いをひたすら南下した。青い空と青い海。南国の太陽は眩しかった。日向市、宮崎市を過ぎて青島で停車し暫く休憩をとった。

 

その後、日南市に入り鵜戸神宮に参拝した。此処は幼い頃に父母に連れられて来た記憶があった。実に風光明媚なスポットである。運玉投げに挑戦。3球目にして窪みに入った。

 

運玉が窪みに入ると願い事が叶うそうだが、実際に仕事の面でのご利益があったのは翌月のことだった。

 

 

 

 

鵜戸神宮を後に、さらに海岸線を南下して国道448号線に入り日南海岸沿いに走った。南国気分が高まってきた。都井岬を目指したが残念ながら道が工事中で途中通行止め。仕方なくその日宿泊予定の宮崎市へと引き返した。

 

 

 

宮崎市内のホテルにチェックインして繁華街、橘通りを散策した。街は夏祭りのような賑わいだった。地鶏など地元の名物を堪能した。

 

 

 

一人旅をしていると時折道に迷う。そんなときは直ぐに近くの人に尋ねた。宮崎の人は皆優しかった。そんな人の親切がとてもありがたく感じられた旅となった。