今年は早く梅雨入りしたものの、先日から長い梅雨の晴れ間が続いており、妙な感じである。30°Cを超える気温に中学生が熱中症で倒れるなど、長引くマスク生活に先が思いやられる。
昨年もコロナ禍の最中ではあったが、近くの小川に蛍狩りに行った。今年もその季節が近づいている。1年たつのは早いものだ。
以下はコロナがまだ無かった2019年6月に書いたエッセーからの引用である。
梅雨が迫る中、蛍の話題がニュースなどでちらほら聞かれる時節となりました。蛍の光には一抹の寂しさを感じますが、それは光の色や光り方、蛍の短い生涯に加えて、別れの唱歌「蛍の光」のイメージが重なるからかも知れません。ゲンジボタル、ヘイケボタルという蛍の種類をよく耳にしますが、普段見てるのはゲンジボタルのようです。蛍狩りはこれからがシーズンです。
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ゲンジボタル(学名Luciola cruciata) |
ヘイケボタル(学名Luciola lateralis) |
分布 |
本州、四国、九州(日本固有種) |
日本全土、東シベリア、朝鮮半島 |
生息場所 |
河川(清流) |
水田、池、湿原など |
餌 |
カワニナなど |
タニシ、モノアラガイ |
体長 |
メス:2cm、オス:1.5cm(やや大型) |
1cm(やや小型) |
見られる季節 |
6月中旬~7月上旬 |
7月~8月 |
光り方 |
発光間隔が長く優雅な光 |
発光時間が短く揺れるような光 |
飛び方 |
曲線的に飛ぶ |
直線的に飛ぶ |
寿命 |
成虫になってから1~2週間 |
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名前の由来 |
源氏物語の光源氏、源頼政の亡霊、山伏が夜灯火として蛍を使用したことから験師(修験者)⇒同じ読みの「源氏」、など諸説あり |
ゲンジボタルに比べて光も弱く体長も小型なため、源平合戦に敗れた「平家」と自然に命名 |
http://toho.main.jp/hotaru-garary.html
(「東峰見聞録-東峰村観光情報サイト」HPより引用)