「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」 | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

今年は早く梅雨入りしたものの、先日から長い梅雨の晴れ間が続いており、妙な感じである。30°Cを超える気温に中学生が熱中症で倒れるなど、長引くマスク生活に先が思いやられる。

 

昨年もコロナ禍の最中ではあったが、近くの小川に蛍狩りに行った。今年もその季節が近づいている。1年たつのは早いものだ。

 

以下はコロナがまだ無かった20196月に書いたエッセーからの引用である。

 

 

梅雨が迫る中、蛍の話題がニュースなどでちらほら聞かれる時節となりました。蛍の光には一抹の寂しさを感じますが、それは光の色や光り方、蛍の短い生涯に加えて、別れの唱歌「蛍の光」のイメージが重なるからかも知れません。ゲンジボタル、ヘイケボタルという蛍の種類をよく耳にしますが、普段見てるのはゲンジボタルのようです。蛍狩りはこれからがシーズンです。

 

 

ゲンジボタル(学名Luciola cruciata

ヘイケボタル(学名Luciola lateralis

分布

本州、四国、九州(日本固有種)

日本全土、東シベリア、朝鮮半島

生息場所

河川(清流)

水田、池、湿原など

カワニナなど

タニシ、モノアラガイ

体長

メス:2cm、オス:1.5cm(やや大型)

1cm(やや小型)

見られる季節

6月中旬~7月上旬

7月~8

光り方

発光間隔が長く優雅な光

発光時間が短く揺れるような光

飛び方

曲線的に飛ぶ

直線的に飛ぶ

寿命

成虫になってから12週間

名前の由来

源氏物語の光源氏、源頼政の亡霊、山伏が夜灯火として蛍を使用したことから験師(修験者)⇒同じ読みの「源氏」、など諸説あり

ゲンジボタルに比べて光も弱く体長も小型なため、源平合戦に敗れた「平家」と自然に命名

http://toho.main.jp/hotaru-garary.html

(「東峰見聞録-東峰村観光情報サイト」HPより引用)