今日は少し蒸し暑くなった。夕方西の方には夏空が拡がった。梅雨明けも近い。
英国がEUから離脱し日本を含め世界中の株式市場・為替市場に嵐が吹いている。今回の「光栄ある孤立」(Splendid Isolation)は果たして成功か失敗か?これからの成り行きを見極めたい。
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今回も松本零士氏の新聞コラムからの話題であるが、「宇宙海賊キャプテンハーロック」というテレビアニメが日本と同時期にフランスでも放映され70%程度の高視聴率を記録したことが書かれていた。これは主人公ハーロックの生き様がフランスの「騎士道精神」と重なって共感を呼んだからだという。
「騎士道精神」を英語では“chivalry”というが知らない人も多いだろう。英会話学校のネイティブでも知っている教師はほとんど居なかった。因みに英英辞典の定義は以下の通り。
Chivalry:
In the Middle Ages, chivalry was the set of rules and way of behaving which knights were expected to follow.
「中世において騎士が遵守するよう期待された一連の規律および振舞い方」
これは日本の「武士道」(“Bushido”)とは若干異なるようである。
Bushido:
It is a traditional code of the Japanese samurai which stressed courage and loyalty and self-discipline and simple living.
「勇気、忠誠、自己鍛錬(修養)および質素な生活に重きを置いた日本の侍・武士(もののふ)の伝統的な作法」
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「たとえ許しがたい敵だとしても使命のために倒れた者には最大の敬意を表する 俺も信念のおもむくまま死にたい」
(「宇宙海賊キャプテンハーロック」よりハーロック・秋田書店刊)