「嗚呼神風特別攻撃隊」 | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

昨日は妙な天気で11月というのに25℃を超える夏日となった。その蒸し暑さは朝まで残りこれを「生臭い」天気と言うのかなどと思った。

「戦後70年」の今年も残り少なくなったが、今年は軍歌や戦時歌謡を収録したCDや書籍の発行が多かったらしい。

一時的なものだろうが、私のような以前からの軍歌ファンには微笑ましく思える。

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以前、軍歌が好きな友人から実に勇壮な(カッコいい)曲があると聞いた。きっとこの曲ではないだろうか?特攻隊の悲しくも勇壮なストーリーが順を追って謳いあげられている。軍歌ファンとして今まで知らなかったのが不思議な曲である。

この軍神の勇壮な曲、今の平和を嚙みしめながらいずれ英訳してみたい。


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「嗚呼神風特別攻撃隊」
作詞:野村俊夫/作曲:古関裕而

一.
無念の歯がみこらえつつ
待ちに待ちたる決戦ぞ
今こそ敵を屠(ほふ)らんと
奮い起ちたる若桜

二.
この一戦に勝たざれば
祖国の往くていかならん
撃滅せよの命うけし
神風特別攻撃隊

三.
送るも往くも今生(こんじょう)の
別れと知れどほほえみて
爆音高く基地をける
あゝ神鷲(かみわし)の肉弾行(にくだんこう)

四.
大義の血潮雲そめて
必死必中(ひっしひっちゅう)体当り
敵艦などて逃すべき
見よや不滅の大戦果

五.
凱歌はたかく轟(とどろ)けど
今はかえらぬ丈夫(ますらお)よ
千尋(ちひろ)の海に沈みつつ
なおも皇国(みくに)の護り神

六.
熱涙(ねつるい)伝う顔あげて
勲(いさお)をしのぶ国の民
永久に忘れじその名こそ
神風特別攻撃隊
神風特別攻撃隊