「春の詩」-リバイバル | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

今から2年ほど前の日曜日、山陰線を車で走っていてある「祭り」に遭遇した。周辺にも警察などが出て物々しく(?)交通整理しており、結構な人出だった。

 

「とりあえず観てみようか!」という気になり所定の駐車場に車を停めた。蓋を開けてみると・・・?実はこの祭り7年に一度だけ開催される「奇祭(稀祭?)」であった。

 

妙なものに出くわしたものだが、一応以下のとおり由緒正しい祭りである。

 

http://bunkazai.ysn21.jp/bunkazai/detail.asp?mid=60026&pid=bl

 

天気は良かったが、海沿いの祭り会場には冷たい風が吹いて肌寒かった。桜の時期だったはずだが花を見た記憶はない。

 

祭りのことはあまり覚えていない。会場から綺麗な海岸線が見えたが波が高く、また震災直後でもあり侘しい気持ちになったことを思い出す。


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前回「春」の漢詩を書いたが、今までにもいくつか春の詩を紹介した。北国では春も桜もこれからだろうが、こちらでは過ぎゆく春を感じつつ以下のとおり改めて紹介しておく。

 

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「江南春」 杜牧


「黄鶴樓送孟浩然之廣陵」 李白


「春夜洛城聞笛」 李白  

 

「春夜」 蘇軾  

 

「春風」 白居易  

 

「絶句」 杜甫  

 

「酬人雨後玩竹」 薛濤  

 

「牡丹」 皮日休  

 

「甃(いし)のうへ」 三好達治


流離の翻訳者 果てしない旅路はどこまでも