今日は成人の日だが、昨今「失われた20年」(“lost two decades in Japan”)という言葉をよく耳にするようになった。これはバブル経済崩壊後の長期にわたる経済停滞期を指す。
「失われた20年」の時期については1989~2009年とする説や1991~2011年とする説があるようだが、いずれも今年の新成人よりは少し年上となる。
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The lost two decades in Japan illustrates how massive loss of wealth leads to low consumption as lenders try to rebuild their balance sheets (individuals as well as banks), and a substantial relative fall in standards of living.
「日本の失われた20年は、財産の巨額の損失が、貸手(銀行はもとより個人の貸手を含む)がバランス・シート(貸借対照表)を再構築しようとするため、どれだけ消費の低迷に繋がり、また生活水準の大幅な相対的低下を招くかを説明している。」
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果たして、物心ついてから景気が良い時代を知らない今の若者が幸せなのか?バブル経済を知ってしまった我々の世代が幸せなのか?ふと「失われた20年」という言葉を自分の人生に重ねあわせてみる。