工業英語の中でしばしば"workmanship"という単語を見かける。本来「職人の手腕」とか「出来ばえ」という意味であるが「仕上げ・仕上がり」の意味で使われていることが多い。
Workmanship:
Workmanship is the skill with which something is made and which affects the appearance and quality of the finished object.
「物を作る技能で、完成物の外観や品質に影響を与える技能」
類語に"craftsmanship"があるがこちらはやや"artistic"であり、"workmanship"の方が"industrial"である。
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今読んでいる本にこのような引用があった。
「達人のすることは、静かであってしかも早く、和(やわら)かであってしかも強い。未熟者のすることは、静かにといえば遅く、動けといえば騒がしく、和(やわら)かにといえば弱く、強くといえば頑(かたく)なになる。」
森田正馬著 「生の欲望」より