「春の海へ」(”Into the Spring Sea”) | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

忙しい日々が続いておりまたブログが書けずにいた。でも最近は記事を書く義務感(?)も無くなっていて、いつもながら方向性の無い状況が続いている。

風雨で桜の花は散ったが今日は春空が戻ってきた。仕事が無ければ何処かに出掛けて海でも見たい日和だがそれも思うに任せず、とにかく今は仕事を進めるしかない。

まさに「行行重行行」(行き行きて重ねて行き行く)の心境である。

・・・・

最近(というより以前から)You Tubeで新しい曲を見つけて聴くことが多くなった。自分が所謂J-POPの世界から随分と遠ざかっていたためか若い人の曲に新鮮な感動を受けることが多い。

「春の海」というのは正月によく聴く箏曲であるが、正月ではなく本当は今頃の海を表現した曲なんだろう。この曲も海を歌った曲であるがちょっと変わった印象を受けた。今回とりあえず紹介したい。

・・・・

「奇跡の海」

闇の夜空が 二人分かつのは
呼び合う心 裸にするため

飾り脱ぎ捨て すべて失くす時
何かが見える

風よ 私は立ち向かう
行こう 苦しみの海へと

絆 この胸に刻んで
砕ける 波は果てなくとも

何を求めて 誰も争うの?
流した血潮 花を咲かせるの?

尊き明日 この手にするまで
出会える日まで

風よ 私は立ち向かう
行こう 輝きを目指して

祈り この胸に抱きしめ
彷徨う 闇のような未来

風よ 私はおそれない
愛こそ見つけだした奇跡よ

君を 信じてる歓び
嵐は 愛に気づくために吹いてる


$流離の翻訳者 果てしない旅路はどこまでも