あまり宗教にこだわる必要はないと思えてきた。地上から天空につながる情景を詠んだ壮大なスケールの歌であるため、そんな単語を散りばめて改訂してみた。
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百人一首 No.12
「天津風(あまつかぜ) 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ をとめの姿 しばしとどめむ」 (僧正遍昭)
(現代語訳)
天を吹く風よ、どうか天女たちが帰っていく雲間の通り道を吹き閉ざしてくれないか。天女たちの美しい姿を、もう少しだけ見ていたいから。
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(英訳改訂版)
For God’s sake! Let the heavenly wind blow off the clouds to close the path to the paradise. I’d like maidens dancing gracefully to stay a little longer on earth.