旧暦の七夕の地方では週末祭りところが多いだろう。今年の夏はこちらは風があって湿度が低いため35℃を超える毎日でも結構凌ぎやすい。まるで一昔前の夏のようである。
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「荒海や佐渡によこたふ天河」 松尾芭蕉
この句が詠まれたのはやはり旧暦の七夕の時期で、場所は新潟県の出雲崎、1689年のことである。
この英訳も幾つか見つけたので以下に紹介する。
1) The rough sea, extending toward Sado Isle, the Milky Way
2) Rough sea, stretching to Sado Island, the Milky Way
3) How rough a sea! and, stretching over Sado Isle, the Galaxy
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3)で使われているGalaxyには「銀河」の他に「天の川」の意味もあるようである。今回は自作はしない。この壮大なスケールの句をそのまま日本語で楽しみたいと思う。