「青」(”blue”)に係わる慣用句 | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

今日は朝から「紺碧の空」が拡がっていてまさに真夏である。湿度は高くはないが気温は35℃近い。「紺碧」と言う語は良く使われるが「やや黒味を帯びた青色」(広辞苑)のことらしい。


英語では”deep blue”でもよいが”azure”, “cerulean”という語も使われるようである。色を表わす語はあまり知らないが、どちらも綺麗な響きの語のように思える。


・・・・


今回は「青」(”blue”)に係わる慣用句をいくつか紹介する。


1) Vanish (disappear, go off) into the blue: 「突然何処へともなく消え去る」


2) Travels in the blue: 「放心、瞑想、白日夢」


3) Out of the blue: 「突然、降ってわいたように、予告なしに」


・・・・


1) The fairy vanished into the blue (without trace).

「妖精は跡形もなく消えた」


2) He strayed off into travels in the blue while walking in the mountain.

「山の中を歩いているうち、彼は道に迷い放心状態になった」


3) The chairman resigned out of the blue.

「議長は突然辞職した」


流離の翻訳者 果てしない旅路はどこまでも-deep blue sky