「権利の侵害」 “infringe” | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

まず初めにYou Tubeの動画をブログに埋め込む(リンクさせる?)ことが、当該動画の著作権の侵害にあたるか否かについて記載した記事を見つけたので以下にアドレスを記載しておく。なおこの記事の正当性は各自でご判断されたい。


http://jp.blogherald.com/2007/07/10/the-copyright-risk-of-embedding-youtube-clips/


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特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、その他営業秘密などの知的財産権については、5年ほど前にある資格を取得するために勉強した。この資格(2級)は私のような法学部出身でない者がビジネスに関連した法律実務全般を網羅する基礎知識を学ぶには最適なものと思う。


http://www.kentei.org/houmu/


知的財産権(特に著作権)に関しては、IT・ネットワーク等の技術革新に法的な技術や解釈が追いついていない感があり、いずれ判例などが増えてくればはっきりすると思う。


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「侵害する」は普通は”violate”だろうが、法務で権利を侵害するという場合は”infringe”という動詞を用いる。


Infringe:

1) If someone infringes a law or rule, they break it or do something which disobeys it.

「人が法や規則を破る(違反する)、または法や規則に違反したことを行うこと」


2) If something infringes people’s rights, it interferes with these rights and does not allow people the freedom they are entitled to.

「人の権利を妨害し、人に付与されている自由を許可しないこと」



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