「金子みすゞ記念館」(続編) | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

先週からブログのアクセス数が急に増え始めたが、実はある記事のアクセスが急増していたからである。その記事とは「青海島」と「金子みすゞ記念館」 で、英語記事、音楽記事を超えて最近1か月のトップになった。


その記事にも書いているように、私は記念館に立ち寄ってはいなかったが「行ってみるか!」という気持ちになった。車でせいぜい2時間ほどのところである。朝は小雨が降っていたが現地に着いたら雨は上がっていた。


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思った通り結構な数の観光客がいた。やはり年配の人が多いが、館内では皆静かに振舞っていた。確かに、ここで「大阪のおばちゃん・おいちゃん」ノリの輩がいたら雰囲気は完全にぶち壊されるのである。


記念館は大規模なものではないが小奇麗に整備されており、館内で金子みすゞさんに関するDVD2本上映されていた。2本とも観たが30分程度かかった。


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私は以前から漢詩や日本の詩でも文語調のものが好きだが、金子みすゞさんは詩人といっても「童謡詩人」である。従って子供ににもわかりやすい口語となるのも当然である。


わかりやすい言葉だから自分の心が素直に表現でき、他人の心にも自然に沁みこんでくるんだろう。「詩」とは美辞麗句ではなく本来そんなものかもしれない。「自分も小さい頃は素直だったのに・・・」などと思う。


金子みすゞさんの経歴などについては以下に「金子みすゞ記念館」のアドレスを再度掲載するので参照されたい。


http://www.city.nagato.yamaguchi.jp/misuzu/


また金子みすゞさんの詩を女優等が朗読しているサイトを見つけたので以下に掲載する。疲れた心の癒しになると思う。


http://www.geocities.jp/cnrhs806/misuzu/index.html
流離の翻訳者 果てしない旅路はどこまでも-kodama