慣用句 “at the eleventh hour” | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

首相の退陣に関して政局が土壇場になってるようである。「土壇場」とは本来「斬罪の刑場、仕置場」のことで、これが転じて「切羽詰まった場面、進退きわまった場面」のことをいうようになった。


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ここで政局について論じるつもりは無いが、この「土壇場」を数値で表わす慣用句がある。”At the eleventh hour”、直訳はもちろん11時」である。


新約聖書の「マタイによる福音書」(”the Gospel according to St. Matthew”では11時は世界の終わる寸前の時らしい。根拠はよく解らないが、これについて調べてるサイトを見つけたので、興味のある方は以下を参照されたい。ちょっとややこしい。


http://eigo.be/expressions/eleventh-hour.htm


The Prime Minister made a decision at the eleventh hour.

「総理は土壇場で決断した」