仕事をしてて時々「あれ!」と思うことがよくある。これは簡単な単語でも、よく意味を理解せずに丸暗記しているからであり、すぐに「ボロ」が出てしまう。
例えば日本語で「センサー」と書かれていると・・・「”sensor”だっけ”censor”だっけ・・・?それとも”censure”だったかな?いやっ、いくらなんでも”censure”じゃないよな・・・。」とかである。
日本語の「センサー」が「感知器・検知器」の意味の場合は”sensor”で良いが、通常”detector”という単語を使う方が多い。では”censor”はどういう意味だったのか?
“censor”は「(出版物・映画などを)検閲する、検閲して削除(修正)する」という意味である。英英辞典の定義は以下のようになっている。
If someone in authority censors letters or the media, they officially examine them and cut out any information that is regarded as secret.
The press officer censored all dispatches from the battle lines.
「広報担当者が戦線からの特電をすべて検閲した。」
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因みに”censure”は「非難する、酷評する」の意味で英英辞典の定義は以下である。
If you censure someone for something that they have done, you tell them that you strongly disapprove of it.
上記の通りかなりきつい意味を持つ。例文を以下に挙げておく。
The Congress censured one of its members for bad behavior.
「議会は議員の一人を品行不届きで譴責(けんせき)処分にした。」
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これからもこの「紛らわしい単語」シリーズを気が付いた時に書くことにする。