遂に!

3年前の登場の際、鉄道趣味界ばかりでなく一般社会にも話題を撒いた「グランクラス」登場。
そのときから、管理人は乗車する機会を伺っていたのですが、できれば東京-新青森、せめて東京-盛岡まで乗りたいと思ってきました。
しかし、仙台への日帰り出張の際、帰りに取っておいた列車を変更するときに、つい出来心が(^_^;)

そこで、

グランクラスを取ってしまいました(^_^;)


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今回はこの扉の向こうへ!(以前の記事から転載)

以前に新青森→東京で「はやぶさ」グリーン車に乗った際、このグリーン車とグランクラスを隔てる扉に愕然としたものですが、今回は正々堂々と通り抜けることができます。何でしょうね、この優越感(笑)


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いよいよグランクラスへ!(乗車列車とは別の車両です)

10号車は、僅か18人の乗客のためだけの、限られた空間です。


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とにかく優雅

豪華というより、優雅という言葉の方がしっくり来るように思いました。とにかく、リラックスした雰囲気がありながら、それでいてゆるくない空気が流れていたように思います。

座席はこちら。


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日本の鉄道の最上級クラスの座席

この座席、JALの国内線ファーストクラスの座席とそっくりなのですよ。電動リクライニングや横に仕込まれた収納式のテーブルも同じです。管理人はJALファーストクラスにも搭乗体験がありますが、そのときの座席の写真はなしorz ごめんなさい。

グランクラスの「売り」は、座席もそうですが、軽食や茶菓の提供を含めた、至れり尽くせりのサービス。


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食事と飲み物、おつまみ、お茶菓子

飲み物は勿論ソフトドリンクだけではなく、ビールやワイン、シードル(林檎の発泡酒)といったアルコール飲料も提供されます。本当は管理人もワインで一杯と洒落込みたかったところですが、帰った後も仕事が残っていますので、お茶で我慢orz

軽食は、和食と洋食のどちらかが選べます。今回は洋食をチョイス。


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サンドイッチとハンバーグ、フルーツ

実はこれを食べる前、仙台駅で駅弁を食べてしまったのですが、それでも平らげられました。
えっ? お前は貧乏性だからもらえる物はもらったんだろうって?
…否定はしません(^_^;)

ただ、このあたりのサービスは、JALの国内線ファーストクラスではなく、ANAのプレミアムクラスに近いような気がします。前者は料理の提供は食器で行いますが、後者はボックスランチですからね。
感心したのは、アテンダントさんがかいがいしくサービスしてくれること、飲み物のサービスを随時行うなど、まさに「痒い所に手が届く」感じ。ただ、乗客の氏名が乗務員に明らかになっている飛行機の場合は、乗客の名前を呼んでくれるのですが、そうでない鉄道は流石にそれはありませんでした。

感想。
僅か1時間半程度の搭乗…じゃなかった乗車時間ですが、それでも充実したサービスは、グリーン車の5000円増しの料金を収受する価値はあるものと思わせてくれました。座席の座り心地もそうですが、アテンダントさんのサービスを含めた全体的な雰囲気が、非常に心地よいものでした。おそらく、グランクラスとは、そういった「雰囲気」も含めた居心地のよさが売りなのでしょう。
JALの国内線ファーストクラスや、ANAのプレミアムクラスに搭乗したときも思ったのですが、あまりにも快適すぎて、癖になりそうで怖いです。

ちなみに、今回のタイトルの元ネタは → こちら

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