タイトルは4年前ヒットした同名の曲ですが、当ブログ開設以来、いつかはこのタイトルを使ってやろうと思っていました。

しかし、これではJALのファーストクラスに初搭乗したとき に使ったほうがよかったような…。


…それはさておき。


管理人は、土曜夜から今日まで2泊3日で大阪に出かけて参りました。もちろん遊びではなく、今日月曜日に仕事があったからなのですが、その仕事のために早めに大阪入りし、日曜日は関西テツ三昧を楽しもうと思っていました。

そして行き帰りにチョイスしたのは、管理人自身久しぶりの搭乗となる航空機。JALかANAかは迷いましたが、プレミアムクラスを体験してみたいので、ANAに乗ってみることにしました。


羽田空港に着いてから早速向かったのは、プレミアムラウンジ! 当ブログと相互リンクしている「melonpanのつぶやき。 」では、専用の検査場があったそうですが、管理人はそれに気づかず一般の検査場を通り抜けました(^^ゞ


で、プレミアムクラスの写真ですよ↓

下2枚はノーキャプションで御覧いただきますが、ドリンクサーバーの中に「キ○ーサ○の青汁」のベンダーがあったのには、生ビール噴きましたw


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ここはJALのラウンジもそうでしたが、コーヒーやコーラなどのソフトドリンクだけではなく、ビールやウイスキー、焼酎といったアルコール系飲料も飲み放題というのは嬉しいですね♪ もちろん、飲めるといっても肝臓の処理能力上の限界はありますが、やはり豊かな気分にさせてくれます(お前が貧乏性なだけだろ、という突っ込みはなしでお願いします(^^;)。


というわけで、私は当然…(^^;;;;


機内へ乗り込むまでに、生ビールとウイスキーのロックでかなり出来上がってしまったのは内緒です(^^;;;;


ここから先は、写真がありませんがなにとぞ御容赦を

m(__)m


搭乗すると、機内の前方3列だけに並んだ大ぶりのシートが目を引きます。ANAのコーポレートカラーということなのか、鮮やかなマリンブルーでした。

ただし、座席の座り心地は、本革を使っていたファーストクラスに一歩譲りますね。

それでも、機内における乗客の特別扱いは徹底していて、離陸前にはコートや上着を預かってもらえました。


離陸後ベルト着用サインが消えると、食事がサーヴされるのですが、その食事内容は下の写真2枚のとおり↓


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いずれも到着後に撮影


この日の料理は、六本木の某イタリアンレストランの監修によるものだそうで、ジャガイモのニョッキと牛肉料理がおいしかったです。ただ、サラダやエスカペーチェが最も目に(舌に)ついたのですが、全体的に酸味を効かせたメニューが多く、この点だけは、胃酸過多症気味の管理人には辛いものがありました。

とはいえ、このメニューは「ボックスランチ」然としたものが提供されていて、JALのときのように陶器の食器に金属のナイフ・フォークでサーヴされるのではないので、その点で物足りなさを感じました。この点は、羽田-伊丹間の所要時間の短さゆえ、仕方ないのかもしれませんが。

それよりも、管理人が大いに気に入らなかったのは、ワインがミニボトルで供され、しかもワイングラスではなくプラスチックのカップが添えられるというorz仕様でした。何もJALのようにボトルでサーヴしろとはいいませんが、それにしてもワイングラスくらい出してくれてもいいじゃないかと思いました。これでは一般席との違いは、「タダでのめるか否か」しかないじゃないですか。

JALのファーストクラスと比べてしまうと、どうしても随所に貧乏くささが目に付いてしまうのですが、これもコストの点からはやむを得ないのでしょう。もしそこまでのサービスを求めるとすれば、それは運賃に跳ね返ってきますし。


ファーストクラスの搭乗のときの記事にも書きましたが、JRのグリーン車と一線を画しているのは、地上にいるときから既に、特別扱いが徹底しているということです。プレミアムラウンジのようなものは、JRの東京駅や新横浜、新大阪駅などにはあってもいいのではないかと思いますが、新幹線に限らず鉄道をビジネスで利用する人は、駅に何時間も前から待っていることがないため、このようなサービスは成り立たないのではないかと思えます。ある意味で、航空機という乗り物自体の「文化」によるものが大きいと思います。


プレミアムクラスの旅は、値段に見合った価値はないのでは…と思ったのですが、帰りの便で普通席を利用して考えが変わりました。やはりあの、「かゆいところに手が届く」接客を体験してしまうと、癖になりそうになってしまうのは、ファーストクラスと同じようです。


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