441回目路上ライブ6/15(土)ボクの音楽不用論 | オサムサバトの作詞ノート

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路上ライブのレポート、詩や歌詞を載せてます。
2015年5月16日から、柏で路上ライブ始めました!
若い頃に出来なかった、やり残した事をやり始めました。
このブログでは、主に
路上ライブで知り合った人の話しなどや、詩作に関する事などを載せてます。

441回目路上ライブ6/15(土)


【ボクの音楽不用論】


22時28分

柏駅南口改札前通過。




二番街には、持ち主不在のギターが放置されていた。

盗難注意!

実は、ファンの人と近くで話し込んでいるだけだ。





1階ウッドデッキでは、翔平君が演っていた。
もうすでに、観客がたくさん集まっていた。




こまかい雨が降っている。
傘は差さなくてもいいくらいの、こまかい雨だ。
しかし、こんな雨でも人の流れは変わる。無意識のうちに、屋根がある場所を選んで歩くようになるだ。
それが、吉と出るか凶と出るか。
雨の日の成果は、意外と良い日が多かったのだが、はたして今回はどうなるだろう?


****************

22時45分

さぁ、始めよう。
場所は、いつもの丸井側の駅寄りだ。


とりあえずウォーミングアップをしていると、ゴミ拾いのフリーザが顔をだしてくれた。


あっ、終電歌う人


あっ、どうも


そして、投げ銭入れに1円を入れてくれた。
彼も「投げ銭入れ」を持ち歩いていて、ゴミ拾い中に投げ銭をもらう事があるようだ。千円札もチラッと見えている。
そんな彼の成果の中から、ゴソゴソと小銭をかき分け、1円玉を1個取り出し、ボクに投げ銭して行ってしまった。


どうやらフリーザは、ボクの事をバカにしてるらしい。


まぁいいさ。
とりあえず、本日の成果0円を回避したので、それで善しとしよう。
フリーザは、この辺ではけっこう有名で、彼と一緒に写真を撮るのが流行ってるらしい。


続いて、無茶ブリ女子2人組が顔を出してくれた。


オサムさん〜!
これからですか?


そう、これから
まだ終電ヤバくないよね


ヤバいかも〜っ!


絶対ヤバくない


と言いつつも

終電なんか気にするな〜
遊びたいだけ遊べばいいじゃん


まだちゃんと準備はしてないが、とりあえずショート・バージョンを歌うと、一緒に歌ってくれていた。
そして、フラっとどこかに行ってしまう。
女の子達が来てくれるとテンションが上がっていいのだが、彼女らはいつも何をしに柏Wデッキに来てるのだろう?
そういえば、先週は来てなかったなぁ


さぁ、さっさと準備して始めよう。
まず最初は、
「会社を辞めたくなる時」
から行こう。


♪♪〜♪

ありがとう
またヨロシク〜!


カップルが2組寄ってくれた。
リピーターっぽい感じで、歌詞に反応してウケていた。
このあとも2組で、どこかに遊びに行く、そんな感じだった。

続いて、
「俺の人生思ってたんと違う」


♪♪〜♪


またフリーザが寄って来た。
そして、またしても1円玉の投げ銭だ。
今度は、投げ銭入れの真上から狙いを定め、落として入れたのだ。
こんなふうに、投げ銭で遊ばれると、イラッとする。

「お前の歌なんて、1円程度の価値しかない」

とでも言いたいのだろうか。

フリーザは、他に仕事をしながら芸人を目指してる人らしい。
話をすれば仲良くなれるかも、なんて思ってたが、もうそれはヤメておこう。
ボランティアでやってるゴミ拾いも、ホントに真面目にやってるのか疑いたくなる。
彼は、柏駅周辺ではけっこう有名だが、そもそも芸人としてギャグみたいなのはあるのだろうか?
実力はあるのだろうか?
なんか胡散臭い。

今日は、まだ成果2円。
前途多難な日だ。


続いて、
「まだ働いてる人がいる」


♪♪〜



終電なんか気にするな!


歌い出すと、すぐに声がかかったので、歌を切り替えた。



終電なんか気にするな〜♪



寄ってくれたのは、男子4人組リピーターさん達だ。
他に彼らが好きなのは、この歌だ。
「俺はゴキブリ」


♪♪〜♪


また来ま〜す!


ありがとう
またヨロシク〜!


盛り上がり、熱い拍手を頂いたが、今日はあまり時間がないらしい。

さて次は、さっきは歌が途中になってしまったので、改めて
「まだ働いてる人がいる」
せっかくなので、ハーモニカも入れよう。


♪♪〜♪

ありがとう


再び、無茶ブリ女子2人組が顔を出した。


あ〜っ、うちらの最寄りの◯◯◯が書いてな〜い!


えっ?どこなの?


無責任な「終電の歌」を歌ってる関係上、一応柏駅の主な終電の時刻を調べ、簡単な表を書いたのだが、そこに彼女ら最寄り駅が載ってないというのだ。
東武線は、大宮、春日部方面と船橋方面。
JRは、上り下り、快速と各駅停車の、各主要駅。

彼女らの最寄り駅◯◯◯は、取手の手前なので、取手行き(0:27)を見れば良いのだが、
こんな事に苦情を言って来る彼女らが、かわいく思えてしまう。
そして、彼女らのちょっとした個人情報を知ってしまった。
とりあえず、最寄り駅を書き足しておくが、いずれはもっと見やすく書き直すつもりだ。


ねぇ、いつも終電ヤバいって無茶ブリするけど、たまには他の歌ま聴いてよ
それに、まだ全然ヤバくないよね?
え〜と、何にしよう・・

・・続きまして〜
「貧乏ロック」



貧乏人はロックをやれ〜

貧乏人はロックをやれ〜♪



貧乏人はロックをやれ〜

貧乏人はロックをやれ〜♪


中古のギター調達して
血が滲むまで
ガンガン弾きまくれ〜♪


終電ヤバい!終電ヤバい!



終電なんか気にするな〜
遊びたいだけ
遊べばいいじゃん


ヤッタ〜!


彼女らは、途中までイイ感じで合いの手を入れてくれてたのだが、急に無茶ブリして来た。
男の子達が寄って来て、そんなタイミングでの無茶ブリだ。

録音を聴き返して気付いたのだが、謎が解けた気がした。

彼女らも、この歌を無茶ブリすれば、みんながノッて盛り上がれるのを感じているのだろう。
ボクの路上ライブを盛り上げるのに、ひと役買ってくれていたのだ。
しかし、ひとしきり盛り上がると、スーっとどこかに消えてしまう。それが淋しい所だ。

残った男の子達は、先ほどとは別のリピーター君達だった。
彼らは19才と20才で、社会人に成り立てで、何かと会社に不満があるらしく、彼らのリクエストはこの歌だ。
「会社を辞めたくなる時」


♪♪〜♪

ありがと〜う!
ボクの名前オサムサバト


知ってる〜!


やっと、普通な感じの投げ銭が入り、ほっとした。

そこのに乱入して来たのが、6人くらいの外国人グループだ。
リピーター君達と意気投合して、踊ったりハイタッチしたりしている。
外国人グループは、スリランカ人だそうで、たまに見かける人達だ。

ボクとしては、この空気感に少々警戒をしている。
なぜなら彼らは、スピーカーを持って音楽を流しているからだ。
彼らの勢いに負けないように、次の歌行こう。
続いて、
「音楽不用論」


♪♪〜♪


スリランカ人の中に、シャンべ(太鼓)の人がいて、歌に合わせて叩いてくれていた。
しかし、彼らのノリは16ビートのダンス系が得意のようで、8ビートは苦手らしい。
そして、またスピーカーで音楽を流し始めた。
どうせすぐにどこかに行くだろうと思って、しばらくは曲に合わせてギターを弾いたりしたのだ。

しかし、いつまで経っても全く帰る気配がない。


頼むから他でやってくれ!


と、言いたい所だが、リピーター君達とも意気投合して、一緒に踊ったりしている。

むしろこの場所に不用なのは、ボクの方だ。
くやしいけど、ボクの方が移動しよう。
移動先は、ビックカメラの角辺りだ。


しかし、なんか釈然としない。

せっかく無茶ブリ女子の協力も得て盛り上がったボクの路上ライブを、
スピーカーで流すダンス系音楽だけで、一気に乗っ盗られた感じだ。


彼らがやりたいのは、日本人の若い子達と知り合って、楽しくワイワイくやりたいのだろう。
ボクがやりたいのは、オリジナルを披露して、その評価を得たいのだ。
端から見たら、同じように若い子が集まって、馬鹿騒ぎしてるように見えるだろう。
しかし、中実は全然違うはずなのだが・・

その若い子達が、スピーカーの音楽で楽しめるのなら、もうそこにボクがいる意味は無い。

今日の天気が「雨」だというのも、災いしている。
晴れていれば、このWデッキ上、好きな場所で騒げる。
しかし雨だと、人々の行動は屋根がある場所に限られてしまう。
こんなニアミスが起こりやすいのだ。


・・



荷物をまとめ、一気に移動した。
背中では、外国人達が言う「トモダチ」という言葉が何度も聞こえていた。


23時50分


移動とセッティングに約10分。

移動先では、すぐにスケボー君達が顔を出してくれた。
捨てる神あれば、拾う神あり、そんな思いだ。

さぁ、再開しよう。
「会社を辞めたくなる時」


♪♪〜♪

ありがとう
じゃ続いて、新曲行きます
「俺の人生思ってたんと違う」


♪♪〜♪


いいですね
あっ!
Tシャツいいっすね
販売してるんですか?


残念ながら販売はしてない。
試作で作ったのを、夏季だけ着て来ている。
しかし、こんなにニーズがあるなら、苦手なネット発注に挑戦してみようかなぁ。


この中で、
何か気になる曲ある?


終電!


やっぱ終電かぁ
じゃ、パート2行こう
「終電パート2」


♪♪〜♪


続きまして〜
「お酒足りないぜ!」


♪♪〜♪

ありがと〜!


ネタばらしは、まあまあウケていた。
そめい君が、顔を出してくれた。
1階の翔平君陣営は、早めに終了したそうだ。

帰り際のそめい君からのリクエストで
「終電なんか気にするな!」。
いつも違う歌を聴いてもらったりしているが、たまには素直にリクエスト受けよう。
しかし、ホントこの歌ばかりリクエストされる。


♪♪〜♪


ありがと〜
電車で帰れる人は、ちゃんと電車で帰って下さいね〜!
ボクは歩いて帰れるんで

そろそろ最後の曲しよう
え〜と、コレ今日まだだった
「やってみなけりゃ わかんねぇ」


♪♪〜♪


ありがとう


翔平君陣営で観戦していた子達が、他にも数人寄ってくれた。
ボクも終了しようと思っていたが、大事な1曲を今日まだ歌ってないのに気がついた。
いつも「終電」ばかり歌ってると思われていそうだが、こんな歌も歌ってると知ってもらういい機会だ。


え〜と、この歌は
実際に七夕の短冊に書いてあった願い事を、そのまま歌にしました
聴いて下さい
「七夕」



織姫〜彦星〜
天の川〜♪

♪〜


後半の繰り返しの所では、自然と一緒に歌ってくれていて、イイ感じになっていた。


0時32分

本日終了です

皆さん

ありがとうございました

オサムサバト

本日の成果→1333円


***************


終了後、のんびりと片付け始める。
若い子達は、5人くらい残っていたと思う。
音楽の話しや恋バナや、いろいろ話しをしていた。
何をする訳でもなく、オシャベリしているだけで、楽しいんだろうなぁと思う。
みんな、路上ライブ観戦で知り合った友達かと思っていたが、初対面の人もいたようだ。

不良外国人達も、音楽かけてけっこう遅くまで騒いていたが、たぶんボクと同じくらいに解散したか、違う場所に移動したようだ。


・・


帰る前に、二番街に寄ってみた。
やはり相沢君、ショウイチさん達が演っていたが、いつもとちょっと様子が違う。



訊くと、近々(✻)都内でライブを演るそうで、本番をイメージして練習していたらしい。
都内のウイークディのライブなので、どう頑張っても応援観戦に行けないが。
そういう事なら、邪魔ぜずに帰った方がいいだろう。

(✻このブログをアップした時点で終了している)


まだ、こまかい雨が降っている。
傘をさすべきか微妙な感じだ。


またコンビニで、酔さましのレモン水と夜食のカレーパンを買って帰ろう。