「音楽理論考」作詞/オサムサバト | オサムサバトの作詞ノート

オサムサバトの作詞ノート

路上ライブのレポート、詩や歌詞を載せてます。
2015年5月16日から、柏で路上ライブ始めました!
若い頃に出来なかった、やり残した事をやり始めました。
このブログでは、主に
路上ライブで知り合った人の話しなどや、詩作に関する事などを載せてます。

「音楽理論孝」
作詞/オサムサバト

もしもあなたの音楽が
誰にも響かず
ツラい思いをしてるなら
音楽理論を学んで
ヒントを探そう
真実に近付けるはずさ


音楽やって気持ち良ければ
それが正解
それが王道
音楽やって気分が悪けりゃ
それは迷惑
それはNG


音楽やって楽しくなったら
ウキウキわくわく
それが大好き
音楽やるのがツラくなったら
それはどん底
それはもう辞める時


音楽理論を学んで
より良い音楽を
音楽理論を学んで
役立つ音楽を


もしもあなたの音楽が
皆んなに無視され
無力感を感じてるなら
音楽理論を学んで
輝きを探そう
音楽に意味が見つかるはずさ


音楽やって熱くなったら
フィーバー、フィーバー!
サイコー、サイコー!
音楽やって不幸になったら
プラグ引っこ抜け
楽器は売っ払え


音楽やって幸せになる事
それが重要
そこが目標
音楽聴くのもイヤになったら
それはもう重症
マジメに次の職探せ!


音楽理論を学んで
より良い音楽を
音楽理論を学んで
正しい音楽を


音楽理論は数学
音楽理論は物理学
音楽理論は心理学
難しい漢字も沢山出てくる


音楽理論は歴史
音楽理論は発見の連続
音楽理論は積み重ね
派閥潮流のうねりの中に


音楽理論に翻弄され
音楽理論に恋をして
音楽理論を上手く操り
真理に辿り着く唯一の道


音楽理論を学んで
より良い音楽を
音楽理論を学んで
楽しい音楽を


そして
音楽理論を学んでない人の
十歩先を行こう!
音楽理論を知らない人の
百倍楽しもう!



****************


【蛇足的な解説】


音楽理論は、若い頃に少し勉強した事がある。

初歩的な事は、ギターをやって感覚的に覚えてきた事を、より詳しく専門用語で解説した感じ印象だった。
知らないよりは、知っておいた方が良い知識ばかりだ。

しかし、音程や和音を説明するために、すぐに五線譜が出てくる。その音を弾いて確認出来ないと、勉強は進まなくなる。
ピアノなどを習ってたならいいが、ギターとコード譜だけで音楽やってた人間、つまりは五線譜(楽譜)に馴染みが薄い人間には、ハードルが高い世界だった。
今ならたぶん、ユーチューブなどで、音を鳴らしながら教えてくれる動画があると思う。

勉強すれば面白いと思うが、今さらだ。

少し勉強しただけでもわかる事は、初心者の作曲は、ほとんどヵ先人達がやってきた事を、そうと知らずにやってるだけだと気付く。
コード進行などは、すでに出尽くしたとも言われているし、
新しいコード進行を作る(発見する)のは、かなり難しいらしい。
それならむしろ、音楽理論など無視して、わざとデタラメな感じの物を追求すれば、何か新鮮な物が作れるかも知れない。
しかし、デタラメ過ぎても、難解で不快な音楽になりそうだ。人を感動させるのは難しいだろう。

ボクなどは、自分の頭の中にある「ひな型」のコード進行や構成を、何度も使ってしまう。
良く言えばセオリー、悪く言えばワンパターンだ。
ボクに、作曲の才能なんて無いんだと思う。
しかし作詞は、他の人が書かないような物をと、いつも必死に考えている。

この歌詞は、パンクロックとかデスメタルな感じにしたら、良い歌になると思う。