「歌いたいだけ」
作詞/オサムサバト
①
理屈じゃない
理屈じゃない
理由はない
理由はない
意味などない
意味などない
目的もない
目的もない
心が心が
おもむくままに
ただただただただ
歌いたいだけ
心が心が
おもむくままに
ただただただただ
歌いたいだけ
②
資格はない
資格はない
権利もない
権利もない
スキルはない
スキルはない
ノウハウもない
ノウハウもない
そこにそこに
歌がある限り
ただただただただ
歌いたいだけ
そこにそこに
歌がある限り
ただただただただ
歌いたいだけ
③
ここに集まる
夜の天使たち
みんなが意味を
与えてくれたよ
行き場のない
迷える天使たち
ここがみんなの
居場所になるのなら
心が心が
安らぐように
ただただただただ
歌いたいだけ
心が心が
安らぐように
ただただただただ
歌いたいだけ
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【蛇足的な解説】
先日、とある路上ミュージシャンと話す機会があった。このブログにもよく登場する人だが、とりあえず今は、名前は伏せておこう。
彼は、2人組ユニットの1員だが、いろんな事情があって、最近は、一緒に演る機会も減ってるようだ。
解散の危機もあったと言う。
解散は、とりあえず免れているが、
オリジナルを3曲くらい作って、本気度を見せて欲しい・・
的な事を、相方から言われてるらしい。
同じように路上ライブを演ってる人でも、人それぞれ、いろんな事情があるなぁと思う。
路上ライブで歌ってウケるのは、どれだけ自分自身をさらけ出せるかだと思う・・
ついついアドバイス的な事を言ってしまったが、
まぁ、そういう事も含めて、今度飲みに行こうよ、という話しになった。
・・
その辺の様子の録音を聞き返しながら、路上ライブのレポートを書いているのだが、
その彼をイメージした歌詞が、ふっと浮かんで来て、レポートをそっちのけで書き始めた。そして、なんとか形にしたのがこの歌詞だ。
そんな訳で、レポートは遅れているが。
メロディーも、一緒に浮かんで来ていた。
自分的にはワンパターンなコード進行だが、とりあえずコード譜を作って、いろいろ練って行こうと思っていた。
そして、先日の路上ライブ後に、再び彼に会ったので、披露する事にした。
それが、けっこう好評だった。
それならばもう、作りかけの状態だが、彼をモデルに作った歌詞なので、彼にプレゼントしてしまおう。
ボクが作ったのでは、彼の相方から課された宿題に応えた事にはならないが、
細かい所は、決め込んでないので、コードを変えてもいいし、自分自身の感性に合うように、言葉を修正してもいい。
原案としてとらえて、全然違う感じに仕上がってもOKだ。
気に入って、路上ライブで歌ってくれたらイイなぁと思う。その時は、レポートで彼の名前を明かそう。
しかし、どう手を加えてもイマイチなら、ボツにしてもOKだ。
彼独自のオリジナル曲が、まだ出来てないのなら、今後の彼の、歌作りの練習台になればイイなぁと思っている。
この歌の特徴は、
同じ事を2回繰り返し、なるべくシンプルにしている所だ。
集まった観客が、ついつい一緒に歌いたくなる、そんな感じにしたいのだ。
その辺を、上手く活かしてくれたらなぁと思う。