「練習しよう(もぐりんの歌)」作詞/オサムサバト | オサムサバトの作詞ノート

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路上ライブのレポート、詩や歌詞を載せてます。
2015年5月16日から、柏で路上ライブ始めました!
若い頃に出来なかった、やり残した事をやり始めました。
このブログでは、主に
路上ライブで知り合った人の話しなどや、詩作に関する事などを載せてます。

「練習しよう(もぐりんの歌)」
作詞/オサムサバト


上手くても
つまらない音楽がある
下手でも
感動する音楽がある

そんな事 誰かが
言ってたけれど
そんなの嘘って
思いませんか?

下手だと人前に
出たくはないし
やっぱり上手い人には
かないません


練習しよう
練習しよう
練習しよう
1日5分でも練習しよう

昨日は弾けなかった
フレーズが
今日はスラスラ
弾けるようになれば

人を感動させる
音楽に
少しは近付けるかも
知れません


もしも無人島に
持ってく物を選ぶなら
楽器が良いと
思うんだ

サバイバルなら
なんとかなるけど
寂しさをまぎらす
物が欲しいもの

だけど下手だと
ケモノ達は怒りだす
上手ければ小鳥達も
一緒に歌うよ


練習しよう
練習しよう
練習しよう
1日5分でも練習しよう

昨日は楽譜通りの
メロディが
今日は色彩
豊かになって

努力し成長して行く
その姿は
人を感動させるかも
知れません


下手なまんまでも
いいんです
成長しなくても
いいんです

練習してきた
練習してきた
練習してきた
そんな姿が浮かべば

今の私を
観て下さい
下手でも自信を持って
弾いている

今の私の音楽を
聴いて下さい
感動させる自信は
ないけれど

ただ 音楽が好きだから



*****************

【蛇足的な解説】


上手くても
つまらない音楽がある
下手でも
感動する音楽がある


そんな感じのツイートを、たまに見かける事がある。
歌詞にも書いてる通りだが、やはりそれは嘘だと思う。

楽譜通り正確に弾いて、それでも面白味に欠け、感動させられない人は、やはり下手なのだと思うし、

下手でも人を感動させる演奏があるとすれば、
その人の努力や成長の片鱗が見えたり、
下手でもめげずに一生懸命に演奏している姿が、感動を呼ぶのだと思う。
本来の音楽性とは少し違う所で、感動しているのだと思う。

だから、上手いに越した事はない!


しかし冒頭の


上手くても
つまらない音楽がある
下手でも
感動する音楽がある


この言葉は本当は、

楽器を演奏する事に挫折しそうな人や、
音楽をあきらめてしまいそうな人に向けて、発信しているのだと思う。


音楽をあきらめずに続ける道もあるし、
さっさとあきらめて、音楽以外の楽しい事を探す道もあると思う。
「音楽を演る側」には向かない人は、確かにいると思う。

冒頭の言葉を発信する人に言いたい。


音楽を演らない
音楽をあきらめる


という選択肢も、きちんと残して欲しい。
無理に「演る側」に引き止めないで欲しい。
音楽は、ただ「聴く側」にいても、充分楽しめる物だと思う。




・・




先日、ちゃぶ音ママさんからの、急のお誘いで、
江戸川台の、居酒屋「流」でのライブに参加して来た。
たぶん、もぐりんの会を継承したライブだったのだと思う。

居酒屋ちゃぶ音があった頃、初心者向けのイベント
「もぐりんの会」(正確な名称は不明)が、定期的に開催されていた。
初心者の、日頃の練習の成果の、発表会的なイベントだったように聞いている。

今ではその参加者も、徐々に上手くなり、上達した人も含めて
「もぐりんクラブ」と形を少し変えて、復活し継続させて行く事を、ちゃぶ音ママさんは考えているらしい。
初心者歓迎、上手い人も歓迎のライブらしい。


そこでふと、


「もぐりんクラブ」のテーマソングがあったらいいなぁ


なんて思ったのだ。
ちゃぶ音ママさんの許可も了承もなく、勝手にこの歌詞を書き上げた。

良かったら使った下さい。
いや、これはあくまでも原案です。どんどん修正しちゃいましょう。